自分の音楽嗜好には、オフコース→小田和正とTM NETWORKという二つの確固たる軸がある。
その軸の基部には、あることが存在するように感じる。

それは、僕が「EPIC Childern」であり、「FUN HOUSE Children」であることだ。

EPIC SONY・FUN HOUSE
それはJ-POPシーンを語る上では重要なファクターになる二つのレーベル。
CBS SONY(現Sony Music Entertainment)の別働隊的子会社としてスタートしたEPIC SONY。
東芝EMIのスタッフが独立して設立したのがFUN HOUSE。
両者とも似たような経歴でミュージックシーンに登場する。

EPIC SONYはロック系レーベルとして、佐野元春・RATS AND STARを皮切りに、大江千里、THE MODS、渡辺美里、バービーボーイズ、岡村靖幸、TM NETWORK、Dreams Comes Trueといった多くのミュージシャンを世に送り出す。
「Someday」「ガラス越しに消えた夏」「My Revolution」「Get Wild」「LOVE LOVE LOVE」といったスタンダードナンバーは、EPICから生み出された。

スタート時にオフコース・稲垣潤一らを擁したFUN HOUSEは、小林明子「恋に落ちて」の大ヒットを皮切りに、ポップスレーベルとして大きく成長する。
そして岡村孝子、辛島美登里、永井真理子、Sing Like Talking、ACCESSをデビューさせる。
「ラブ・ストーリーは突然に」のメガヒットは、「FUN HOUSEの時代」の象徴であった。

そして僕は、二つのレーベルから生み出された音楽を浴びて育った。
オフコース・小田和正、TM NETWORKに限らなかった。
渡辺美里やSing Like Talkingをはじめ、EPIC SONYとFUN HOUSEが送り出す音楽を好んで聞いていた。



時は過ぎて2005年

EPIC SONYはEPIC RECORD JAPANと名前を変え、PUFFYやYUKI(ex JUDY and Mary)、Crystal Kay、T.M.Revolutionを擁している。
しかし"Mr.EPIC"佐野元春やTM NETWORKをはじめ、第一次隆盛期を支えたアーチスト達が次々にレーベルを離れ、あの頃のアーチストは鈴木雅之と渡辺美里が残るのみ。

それでも2003年、EPIC 25周年記念ライブ「LIVE EPIC 25」に多くのアーチストが集結した。
あのライブは圧巻だった。いずれその想い出はここに書こうと思う。


FUN HOUSEはBMGと合併し、BMG FUN HOUSEとなった。
合併の前後に多くのアーチスト、スタッフが去っていた。

今は小田和正がひとり、FUN HOUSEの旗を掲げている。


Live EPIC25




FUN HOUSE J-POP&ROCK