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Vol.2 "NEXT" OFF COURSE 1982-1983

1982年、"over"ツアーと平行して、オフコース最後のアルバムとなるはずの「I LOVE YOU」のレコーディングが行われる。

しかし、この頃から小田和正の解散への気持ちに揺らぎがではじめる。
収録曲「決して彼等のようではなく」の歌詞に織り込まれた「まだ間に合う」という叫びに、その気持ちが表れている。

更に、外部には秘密だったはずの「オフコース解散」がマスコミに漏れはじめると、その揺らぎはメンバー・スタッフへと伝播し、その一部がオフコース存続へと動き出す。
そしてツアーの追加公演として横浜スタジアムでライブを開くアイデアが出て、これに鈴木も興味を示したことから、解散発表の中止が決まる。
しかし追加公演が本決定に至らないまま、ツアー最終日を迎える。

1982年6月30日
当時、前人未踏だった日本武道館10日連続公演の最終日、そして「over」ツアー最終日。
その後のことは何も決まらないまま、小田はステージに立つ。
「もしかしてこれが最後のステージになるかもしれない」
小田の思いは極まり、「言葉にできない」で彼は言葉につまる。


Off Course 1982・6・30 武道館コンサート

この後、横浜スタジアムの追加公演は鈴木の要請で中止となる。
代わりに1982年9月、TBSでオフコースの特別番組が用意される。
「NEXT」

「オフコースが解散して5年後の1987年、メンバーが集まって再結成ライブを開く」
というストーリーをベースに、再結成ライブ部分に日本武道館ライブの映像を使用した「物語」。
その物語に、小田は今の自分の気持ちを込めた新曲を用意する。

「NEXTのテーマ〜僕らがいた〜」

「僕らの終わりは、僕らしか語れない」そして「いつかまた…」
小田のオフコースへの思いを残したまま、オフコースは活動を止める。

1983年、鈴木康博は自分の事務所を立ち上げることで、活動休止中だったオフコースを脱退する。
その頃、小田は「ミュージシャンが互いを尊敬しあえる場を作ろう」と「日本グラミー賞」設立に取り組んでいたが、実現はしなかった。

そしてオフコースは4人で活動再開することを決める。


Vol.3 "BETWEEN THE WORD & THE HEART" OFF COURSE & K.ODA 1984-1989

1982.6.30 セットリスト
#心はなれて(インストゥルメンタル)
1,愛の中へ
2,メインストリートをつっ走れ
3,君を待つ渚
4,思いのままに
5,哀しいくらい
6,夜はふたりで
7,さよなら
8,僕のいいたいこと
9,心はなれて
10,言葉にできない
11,一億の夜を越えて
12,のがすなチャンスを
13,Yes-No
14,愛を止めないで
15,I LOVE YOU
#I LOVE YOU(テープ)


ENCORE
1,Yes-No
2,眠れぬ夜
3,時に愛は
4,愛を止めないで
#ひととして 〜 YES-YES-YES(テープ)