1994.4.21 TMN終了宣言・シングル「Nights of The Knife」発売

TM NETWORKは1990年にTMNへとリニューアル、各自のソロ活動も活発になっていた。
そして前年、2年ぶりの新曲「一途な恋」リリース直後での、突然とも言える終了宣言。

自分たちの活動を「プロジェクト」と位置付け、デビュー10年目のメモリアル・ディにその全てを「終了」させる、という「解散宣言」は、彼ららしいキーワードだった。

シンセサイザーとダンスサウンドを融合させた自分たちの音楽を「FANKS」と名付けたアルバム「GORILLA」
「ヒトとヒトのつながり」を造語で暗喩したアルバム「humansystem」
物語とシンクロさせたミュージカル仕立てのアルバム「CAROL」
自らの楽曲とユーロビートとの融合を目指て海外のアーチスト達にリミックスを依頼した、リプロダクト・アルバム「DRESS」
ハードロックとの融合という手法で「TMNリニューアル」を強烈にアピールしたアルバム「RHYTHM RED」
ハウスサウンドとピアノを軸に、多彩なサウンドを展開したアルバム「EXPO」
小室哲哉自らの手でTMNの楽曲がリプロダクトされた「CLASSIX 1」「CLASSIX 2」

TM NETWORK、そしてTMNは、結果的にコンセプトで成立していた「プロジェクト・ユニット」だった。
だからこそ「プロジェクト終了」は彼ららしい宣言だった。

そして「最後の曲」として届けられたのが、TMNのもう一つの顔であった、美しいバラードの曲だった。


だが…

終了コンサートとなった1994.5.19・東京ドーム「TMN 4001 DAYS GROOVE」
ラストソング「Timemachine」を歌う前に小室はこういった。
「また三人でやることがあるかもしれませんが…」

そして再会を意味する未発表曲「Another Meeting」が、終了記念ベストアルバム「TMN BLUE」に収録。

再始動を含んだ形で、TMNは終了する。



NEXT 2004.4.21