「たしかなこと」はアルバム「そうかな」で紹介するとして…
今日はカップリングの「生まれ来る子供たちのために」の話を。

この曲は1979年リリースされたオフコースのアルバム「Three and two」で発表された。
当時のオフコースナンバーの中でも、ひときわ輝きを放つメッセージソングであった。



翌年、「さよなら」の次のシングルとしてリリースされる。
それは「ヒットした後だからこそ、自分たちが伝えたい音楽を発表したい」というオフコースの意志の表れだった。
その決然とした姿勢は曲に現れており、それ故にオフコースの代表ナンバーのひとつになった。

この曲は1989年のオフコースファイナルライブで披露された後、しばらく「お蔵入り」状態になった。
その後、1999年、国連難民高等弁務官事務所のCMソングに起用され、小田和正の手でセルフカバーされる。
しかしそのセルフカバーは直ぐにCD化されなかった。

その時のアレンジは2001年、小田和正プロデュースによる佐藤竹善のカバー「生まれ来る子供たちのために」として世に出る。


そして2003年5月の早稲田のチャリティライブで、14年ぶりに「生まれ来る子供たちのために」が歌われる。また翌年の歌番組「風のようにうたが流れていた」でもこの曲は披露された。


そして2005年、「たしかなこと」のカップリングとしてセルフカバーされる。
アレンジは今まで以上に静かで、それ故に力強さを感じるものとなった。