日本の音楽シーンに「チャリティ」という概念を根付かせたのは、泉谷しげるの功績が大きいと思う。

12年前、津波の被害にあった奥尻島への義援金を集めるために、手弁当で路上フォークゲリラライブを一人ではじめた泉谷しげる。

しかし警察からは路上ライブの許可が下りない。
これに対して彼が考えついたのは、駅長や店長にライブの許可を得ること。
快諾してくれた彼らのおかげで、ギター一本での泉谷の全国路上ライブは成立したと言える。

まさに彼の代表曲である「春夏秋冬」のような活動。

その活動は他のアーチストの共感を呼ぶ。
路上ライブを締めくくる札幌のライブには、桑田佳祐、忌野清志郎、小田和正が駆けつけた。
翌年からも断続的にチャリティライブが開催され、吉田拓郎をはじめ多数が参加、武道館でのライブは小田和正の手でドキュメンタリー番組となった。

彼は言った「偽善も善」
泉谷の照れ隠しめいた発言だが、中々核心をついた名言の様に思う。



泉谷しげる「メッセージソングス」