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←「さよなら」初収録アルバム「SELLECTION 1978-81」


1970年にジ・オフコースは三人組のバンドとしてデビューした。しかし紆余曲折を経て、小田和正・鈴木康博の二人組となって、1973年にファーストアルバム「僕の贈りもの」をリリースする。
その後、3rdアルバム「ワインの匂い」からは、彼らの音楽的なこだわりを理解する武藤敏文氏がプロデューサーとして参加。このアルバムの先行シングル「眠れぬ夜」がスマッシュヒットを飛ばす。
そして4thアルバム「SONG IS LOVE」の前後には、松尾一彦・清水仁・大間ジローがオフコースのバックメンバーとしてレコーディング・ライブに参加するようになる。
小田と鈴木のフォークデュオだったオフコースは、松尾・清水・大間の参加により、そのハーモニーの美しさを残しつつ、サウンドにロックサウンドの要素も加わっていく。

1979年春、シングル「愛を止めないで」がヒット。その夏の東京・田園コロシアムでの野外ライブを期に、オフコースに欠かせない存在となった松尾・清水・大間は、正式にメンバーの一員となる。続くアルバムには「松尾・清水・大間+小田・鈴木」という意味で「Three and Two」とタイトルが付けられ、アルバムのジャケットには表に松尾・清水・大間の三人の写真が、裏に小田・鈴木の二人の写真が載せられた。
オフコースが正式に5人となってから最初のアルバム「Three and Two」は、これまでのアルバム同様、楽曲は小田・鈴木の2人によって書かれたが、サウンドは「愛を止めないで」をはじめ、「思いのままに」「SAVE THE LOVE」など、サウンド的にはよりロック色が強くなった。一方では「その時はじめて」「汐風の中で」など昔のイメージを残す楽曲も含まれた。
アルバムの最後には、メッセージバラード「生まれ来る子供たちのために」と、田園コロシアムライブで5人がアカペラで歌った「いつも いつも」が収録された。


そのアルバムタイトルを冠したツアーの練習場所に、小田は出来あがったばかりのデモテープを持ってきた。
「こんなに売れ線を意識して作ったことはないよ」
誰ともなく小田がそうつぶやいた新曲は、1979年12月、シングル「さよなら」としてリリースされる。
その「さよなら」はオリコンチャート最高2位を記録する大ヒットとなる。

アルバム「Three and Two」収録曲からは、「愛を止めないで」がその後のオフコース・小田和正ソロアルバムで多く歌われるスタンダードナンバーとなった他、「生まれ来る子供たちのために」は、時代を超えて佐藤竹善・Bank Band等へと歌い継がれている。このことが、このアルバムのクオリティの高さを示している。

アルバム収録曲
1,思いのままに (作詩作曲・小田和正)
2,恋を抱きしめよう (作詩作曲・鈴木康博)
3,その時はじめて (作詩作曲・小田和正)
4,歴史は夜くつられる (作詩作曲・鈴木康博)
5,愛を止めないで (作詩作曲・小田和正)
6,SAVE THE LOVE (作詩作曲・鈴木康博)
7,汐風の中で (作詩作曲・鈴木康博)
8,愛あるところへ (作詩作曲・小田和正)
9,生まれ来る子供たちのために (作詩作曲・小田和正)
 〜「いつも いつも」(1979.8.5 田園コロシアム ライブ)

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