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←「Get Wild」収録アルバム「TMN BLACK」

1984年4月21日、小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登によって結成されたTM NETWORKは、シングル「金曜日のライオン」・アルバム「RAINBOW RAINBOW」でデビューする。
シンセサイザーサウンドとポップスの融合というコンセプトではじまったTM NETWORKのサウンドは、やがてダンスサウンドを取り込んでいく。3rdフルアルバム「GORILLA」では、「FUNK,PUNK,FANS」の合成語として「The FANKS」というキーワードを生み出した。それは自身のサウンドを差し、ファンを差す言葉でもあった。
同年、小室哲哉が渡辺美里に書いた「MY Revolution」が大ヒット。
彼らに風は吹き始めた。

翌1987年2月、シングル「Self Control」がスマッシュヒット。その直後にシングルと同名のアルバム「Self Control」がリリースされる。
彼らが目指したシンセサウンドとダンスサウンドという融合は、前年発表のシングル曲「All-Right All-Night」とタイトルチューン「Self Control」においてメッセージソングと融合、彼ら独特の楽曲を生み出した。
これらリズミカルな楽曲を小室哲哉が手掛ける一方、木根尚登も定評のあるバラード分野で「Time Passed Me By」「Fool On The Planet」といった楽曲を書き下ろす。
また「Maria Club」「Spanish Blue」は小室と木根の共作で作られた。

このアルバムは、作詞家・小室みつ子の存在も注目される。自身ソロアーチストであり、作家であった彼女がこのアルバムの過半の曲の作詞を担当、時にドラマチックに、時にSFチックに、彼らにふさわしい歌詞を展開していった。
そしてボーカル・宇都宮隆が表現者として、これらの楽曲を華麗に歌った。


このアルバム完成直後、TM NETWORKに一つのタイアップが持ち込まれる。

北条司原作「シティーハンター」

アニメのエンディングテーマとして、新曲「Get Wild」が書き下ろされた。
小室哲哉はアップテンポなダンスサウンドの中で、切なさを感じさせるピアノのフレーズを加えた。
そのサウンドに載せられた都会の孤独を歌った歌詞は、小室みつ子が手掛けた。

「Get Wild」は1987年4月リリース。アニメと相乗効果となるようにヒットし、TM NETWORKの代表曲にまで成長する。

アルバム「Self Control」の収録曲のうち、タイトルチューン「Self Control」もまたTM NETWORKの代表曲となった他、「Don't Let Me Cry」「All-Right All-Night」「Fool On The Planet」といった楽曲がライブでの定番曲としてその後のライブで歌われる様になった。

1,Bang The Gong (Fanks Bang The Gongのテーマ) 作曲:小室哲哉
2,Maria Club (百億の夜とクレオパトラの孤独) 作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉・木根尚登
3,Don't Let Me Cry 作詞:神沢礼江 作曲:小室哲哉
4,Self Control (方舟に曳かれて) 作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉
5,All-Right All-Night (No Tears No Blood) 作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉
6,Fighting (君のファイティング) 作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉
7,Time Passed Me By (夜の芝生) 作詞:小室みつ子 作曲:木根尚登
8,Spanish Blue (遙か君を離れて) 作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉・木根尚登
9,Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って) 作詞:小室みつ子 作曲:木根尚登
10,Here,There & Everywhere (冬の神話) 作詞・作曲:小室哲哉

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