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1988年にリリースされた、TM NETWORK 6枚目のオリジナルフルアルバムは、ロンドンで制作された。
「1991年5月、イギリス・バースに住む普通の少女キャロル・ミューが異世界に迷い込み、そこで出会ったフラッシュ、ティコ・ブラーニ、マクスウェルと共に、音楽を盗もうとする魔王・ジャイガンティカと戦う」
というオリジナル・ストーリーをベースに作られた楽曲7曲(後に組曲「CAROL」と呼ばれる)と、シングルなど組曲以外の6曲を収録した作品。
レコードでは2枚組で、組曲と組曲以外に分かれていたが、CDでは組曲と他の曲が混じり合っている。

組曲「CAROL」はストーリー仕立てという点でミュージカルの要素が強いが、TM NETWORKが培ってきたダンスサウンドやファンタジー的要素、加えてプログレッシブ・ロックのエッセンスも合わさった、彼ら独自のサウンドが展開している。
一方、シングルヒットを飛ばした「BEYOND THE TIME」(アニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌)、「SEVEN DAYS WAR」(映画「僕らの7日間戦争」主題歌)もリミックスされて収録される。
また、このアルバムに書き下ろされた「STILL LOVE HER」は、テレビアニメ「シティーハンター2」のエンディングを飾り、のちにシングルカットされた「JUST ONE VICTORY」B面に収録される。
そして先行シングル「COME ON EVERYBODY」は、1988年のNHK紅白歌合戦で「1988 MEGA MIX」とサブタイトルがつけられて歌われた。

このアルバムを冠したツアーでは、ストーリーに従ったミュージカル仕立てのステージとなった。またこのストーリーは、後に木根尚登初の小説として書き上げられ、アニメ化もされた。

CAROLツアーは、ツアー終了直後から再演の希望が多い。そしてその声に応える様に、組曲「CAROL」はTMN終了ライブ「4001 DAYS GROOVE」2日目や、終了後の小室哲哉ソロライブ「TK Trap」、TM NETWORK再始動後のライブ「Log-on to 21st Century」で、その一部が演奏された。
またファンの支持の強い「STILL LOVE HER」は、再始動後初のツアー「Major Turn-Round」でオリジナルアレンジで演奏される一方、「JUST ONE VICTORY」は20周年記念ツアー「NETWORK」でトランスサウンドに一新されて披露された。
ファン以外にも良く知られた「BEYOND THE TIME」「SEVEN DAYS WAR」も、再始動後にたびたび演奏されている。
そして「WINTER COMES AROUND」はコンポーザー・木根尚登・小室みつ子などがカバーしている。

音楽・ダンス・ファンタジーの絶妙な融合、TM NETWORKが目指したものの答えがこのアルバムである。 TM NETWORKを語る上で欠かせないアルバムである。

TM NETWORK
CAROL-A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-
1. A Day In The Girl’s Life (永遠の一瞬)
2. Carol (Carol's Theme 1)
3. Chase In Labyrinth (闇のラビリンス)
4. Gia Corm Fillippo Dia (Devil's Carnival)
5. Come On Everybody
6. Beyond The Time (Expanded Version)
7. Seven Days War (Four Pieces Band Version)
8. You’re The Best
9. Winter Comes Around (冬の一日)
10. In The Forest (君の声が聞こえる)
11. Carol (Carol's Theme 2)
12. Just One Victory (たったひとつの勝利)
13. Still Love Her (失われた風景)

木根尚登「キャロル」

TM NETWORK「CAROL the LIVE」(DVD)