1986年にリリースされた、和製ドゥワップ・ブラックミュージックで一世を風靡したラッツ&スターのマーチンこと、鈴木雅之のソロとしてのデビューシングル。

作曲は、マーチンと同じEPIC SONY(当時)に所属し、「そして僕は途方に暮れる」などのヒット曲をリリースしていた大沢誉志幸。
そして作詞は、後に小野正利「ピュアになれ」、Class「夏の日の1993」といったヒット曲に携わることになる松本一起。
この二人が生み出した曲は、これまでのラッツ&スターの楽曲とは全く違う、別れていく女を見送る男の、夏の終わりの女々しく切ないラブ・バラードであった。
そのバラードを歌いきることで、鈴木雅之は新たな一面を表すことになる。

この曲はヒットし、鈴木雅之ソロ初期の代表的なナンバーとなる。

マーチンはその後も「別れの街」「もう涙はいらない」「恋人」「渋谷で5時」といったヒット曲を歌うことになる。
それでも「ガラス越しに消えた夏」は鈴木雅之の代表曲として挙げられることが多い。
その事が、この曲のクオリティの高さを証明している。