小倉キャスター&佐々木アナ曰く「無謀な企画」だったという、フジテレビ「とくダネ!」のコーナー「朝のヒットスタジオ」
1年前からスタートした、70〜90年代のヒット曲をアーチスト本人の生歌で聞かせるこの企画も、実績が積み上がり、夏のフジテレビでのイベントを経て、オムニバスライブという形に結実したのが今夜のステージ。

小倉・佐々木両名をはじめとする「とくダネ!」出演者陣(山下真司も登場)がホスト役となって、出演するアーチストと会話したり、番組の舞台裏を話すという点は、他のライブで見られない風景。
でも、それが楽器のステージ搬入・搬出のタイミングと上手く重なり、3時間が時に笑いを交えた感じで円滑に進んだ気がします。

本日の出演者は中村あゆみ・渡辺美里・岡本真夜・中西保志・山根康広・DEEN。
どちらかというとバラード・ヒットの多いメンツで、どういう曲順になるかとおもったら、トップバッターが渡辺美里、トリが中村あゆみで、その間を4組がつなぐ感じでした。
ヒット曲も、中村あゆみ・中西保志がカバーアルバムで取り上げていた「someday(佐野元春)」「はじまりはいつも雨(ASKA)」「HOWEVER(GLAY)」「ハナミズキ(一青窈)」といった曲も披露されたため、幅広いセレクションとなりました。

さてオープニングの渡辺美里。
このライブの大元ネタ「夜のヒットスタジオ」を彷彿とさせる階段の上で、彼女が歌い始めたのは「MY REVOLUTION」
かなり彼女のファンが多かったのか、スタンディングする観客も多く、いきなりホーム状態。
その後(後のアーチストが新曲を交えた演奏の中で)、美里さんは「10 years 」「BELIEVE」「Lovin' you 」と全て初期のヒット曲で歌いきりました。この辺は最近リリースしたアルバム「Dear My Songs」の影響もあるのかな。

他のアーチストも代表曲を聴けて、それなりに楽しめましたが…
今回のもう一つの目的、中村あゆみさんのステージは、そのキャリアにふさわしくラストに。
音楽評論家・田家秀樹さんがブログで大絶賛した、尾崎豊のカバー「シェリー」
亡き尾崎豊へ捧げるようなトークの後にこの曲を披露してくれましたが、まさに圧巻の一言に尽きました。おそらくこれまでの尾崎カバーの中でも、群を抜く出来だと思います。
また「someday」や大トリの「翼の折れたエンジェル」も最高でした。

どのアーチストもヒットから十数年経っての披露となったため、いずれも歌い込んできた跡が見られ、原曲トラックとは違う味わい深い歌を聴かせてもらった気がします。

Dear My Songs
渡辺美里「Dear My Songs」
STANDARDS2
中西保志「STANDARDS 2」
DEEN at 武道館~15th Anniversary Greatest Singles Live~(DVD付)
「DEEN at 武道館 15th Anniversary Greatest Singles Live」(DVD付)
seasons
岡本真夜「seasons」
"HELLO BABY" 1993-2007
山根康広「HELLO BABY 1993-2007」
VOICE
中村あゆみ「VOICE」