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連続ドラマ「トライアングル」主題歌。

もともと昨年、「今日も どこかで」ツアーの追加公演となったドームツアー「きっと またいつか ♪今日も どこかで FINAL♪」で披露するために練られていた新曲が、オファーのあったドラマとリンクするとして主題歌に提供された形となっている。
このためライブでのお披露目が最初で、その後ドラマでのオンエア、CDリリースという経緯をたどった特異なケースの曲でもある。

ツアーとタイアップがリンクするという点では、昨年リリースの「今日も どこかで」と同様のスタイル。
ただ今作は、ライブで小田がコメントしたように、今の彼の心境を素直に歌った曲だという。

今作は直球のバラード。特にストリングスで奏でられる壮大で美しいサウンドは、彼があこがれた映画音楽をどこか想起させる。また小田和正のシングル作品では珍しく、彼独特のコーラスワークが影をひそめた点も特徴的である。

歌詞は、旧友へ呼びかけているような感触を受ける。それは「君との思い出」(1995年)リリース時に提起され、映画「緑の街」(1997年)にも関連する「LOOKING BACK (過去を前向きに振り返る)」というテーマが、小田自身の心境を素直に吐露したオリジナルアルバム「個人主義」「そうかな〜相対性の彼方〜」を経て、今作で更に昇華した感触がある。
そしてコーラスをあえて用いないことで、歌の持つメッセージが強く印象に残るような形に仕上がっている。


振り返れば、「今日も どこかで」ツアーの選曲は小田和正の音楽人生が凝縮したような選曲であったし、「きっと またいつか ♪今日も どこかで FINAL♪」に至ってはオフコース時代の曲が多く歌われた。
今作に込めた小田和正のメッセージは、ライブ選曲に込めた思いと強くリンクしているように思えてならない。

個人的に思うのは、「今日も どこかで」がツアーを始める前の心境であったのに対し、「さよならは 言わない」はツアー最後の心境だったのではないだろうか。
ツアーでも「またみんなの前に立ちたい」とコメントした、その気持ちが反映されたバラードのような気がする。


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さよならは 言わないさよならは 言わない
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