ブログネタ
オフコース・小田和正 に参加中!
オフコースの小さな部屋 Vol.1
〜なぜ音楽活動を続けるか〜(1975.3.22 日本青年館)

水たまり
Don't Think Twice It'S All Right
Leaving On A Jet Plane
Eariy Morning Moon

#ライブLP「第三回LMC全国大会」より
 One Boy (ジ・オフコース)
 竹田の子守歌(赤い鳥)
 金比羅ふねふね(フォー・シンガーズ)
#ゲスト 山本コータロー(トーク)

Good Time Music (with 斉藤哲夫)
斉藤哲夫ミニライブ(曲目不明)

恋人たち(鈴木作品)
雨の降る日に(原曲・1番のみ)
春 (with イルカ)
ひとりきり(song by オフコース)

#ゲスト 南こうせつ(トーク)
南こうせつ 新曲(タイトル不明)

#ポール・マッカートニー「Michael」(テープ)

水曜日の午後
白い帽子
幻想
老人の秘めごと(老人のつぶやき 原題)
青春
小さな部屋

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オフコースの小さな部屋 Vol.8
〜’78年度オフコース大賞〜(1978.4.5 渋谷公会堂)

小さな部屋
眠れぬ夜
ロンド

#ゲスト 朝妻一郎(音楽評論家)

グラミー賞受賞曲メドレー
(A Hard Day's Night
〜 This Masquerade
〜 It's Too Late
〜 Superstition
〜 Killing Me Softly With His Song
〜 Band On The Run
〜 Bridge Over Trobled Water
〜 The Way We Were
〜 Moon River)
あなたは誰(小田作詞 松尾作曲)

#ゲスト 財津和夫登場(トーク)
青春の影
(財津和夫退場)

Hotel California (Vo.小田)
勝手にしやがれ(Vo.鈴木)
#アンコールがあり、もう一回「勝手にしやがれ」

I'll Be Coming Home
のがすなチャンスを
思い出を盗んで
ピロートーク
秋の気配
通り過ぎた夜
Stanchen
地球は狭くなりました
ジローのテーマ〜ごめんねジロー〜
ランナウェイ〜心は気紛れ
やさしさにさようなら
青春
青空と人生と
HERO
のがすなチャンスを
愛の唄

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オフコースが1975年から1978年まで、不定期で開いた「オフコースの小さな部屋」
それは普通のコンサートとは違う、「音楽の実験室」という要素の高いものであった。

全8回のサブタイトルと、その実験室的要素や、オフコースのメンバーの関心事が伺える。

Vol1.〜なぜ音楽活動を続けるか〜
ゲスト:山本コータロー・斉藤哲夫・南こうせつ・イルカ

Vol.2 〜お帰りなさいジローちゃん〜
ゲスト:杉田ジロー

Vol.3 〜みつはしちかこさんを迎えて〜
ゲスト:みつはしちかこ(漫画家)・イルカ

Vol4. 〜フォーク史をたどる〜
ゲスト:新田和長(プロデューサー)・石川鷹彦

Vol.5 〜コーラスの世界〜
ゲスト:聖光学院 OB コーラス隊

Vol.6 〜多様性その1・音楽はいかに映像を助けるか、また映像はいかに音楽を助けるか〜
ゲスト:加藤和彦

Vol.7 〜音楽の多様性その2・弦カル・トマトを迎えて ひとつの音がいくつか集まると、どのような音楽において、どんな風に音の広がりが出てくるか〜
ゲスト:トマト(弦カルテット)

Vol8 〜’78年度オフコース大賞〜
ゲスト:財津和夫・朝妻一郎(音楽評論家)

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この活動は、後にオフコースや小田和正の活動に影響していく。

元々オフコースはコーラスワークに定評があったが、「Vol.5 〜コーラスの世界〜」を経てさらに深化し、ヒット曲「さよなら」をはじめとする見事なコーラスワークへとつながっていく。

「Vol.7 〜音楽の多様性その2・弦カル・トマトを迎えて ひとつの音がいくつか集まると、どのような音楽において、どんな風に音の広がりが出てくるか〜」でのストリングス(オーケストラ)とポップスの融合は、以後もオフコースの楽曲でも幾度も試みられる。
小田和正ソロワークではオーケストラ・ストリングスが楽曲に用いられる頻度が更に増え、2008年のドームツアーを皮切りに弦カルテットをライブを同行させるようになる。

映画音楽に興味を示したことが音楽の原点であった小田和正にとって、みつはしちかこさんの漫画と音楽をシンクロさせた「Vol.3 〜みつはしちかこさんを迎えて〜」、映像と音楽をシンクロさせた「Vol.6 〜多様性その1・音楽はいかに映像を助けるか、また映像はいかに音楽を助けるか〜」は、「映像と音楽の関係性」を考えるきっかけとなった。
後にオフコースがライブで映像を流すようになり、ビデオクリップ作品にもいち早く挑戦、そして小田和正は映画監督としてメガホンをとることになる。

グラミー賞をモチーフにした「Vol8 〜’78年度オフコース大賞〜」は、のちに「音楽家同士が尊敬し合う環境」を目指して日本グラミー賞設立を試み、挫折するも「ALL TOGETHER NOW」「クリスマスの約束」へと転化させた小田和正の思いが、既にこの頃からあったことを示している。

このライブで取り上げられた財津和夫(チューリップ)「青春の影」、斉藤哲夫「Good Time Music」は二十数年の時を経て、2001年からはじまった小田和正音楽特番「クリスマスの約束」でも取り上げられ、二人もゲストとして呼ばれている。

そして、オフコース自身の音楽活動を検証する「Vol1.〜なぜ音楽活動を続けるか〜」、同時代の音楽を検証する「Vol4. 〜フォーク史をたどる〜」は、「クリスマスの約束」の派生番組として小田和正の私的音楽史と日本の音楽史を描いた「風のようにうたが流れていた」と内容がシンクロする。

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このライブに向けて作られた曲の一部は、アルバム「ワインの匂い」に収録された。
その際、小田和正の作品はアルバムに採用されたものが多かったのに対し、鈴木康博の作品は新たにアルバム用に書き下ろされた曲が多かった、というエピソードがあった。

またこのライブの途中から、後にオフコースのメンバーとなる松尾一彦・清水仁・大間ジローが参加している。

関連記事:

小田和正と財津和夫〜「クリスマスの約束」史〜

ワインの匂い
オフコース
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
2009-01-21