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放送時間の大半を、2001年の初回から2013年までの総集編という形となった「クリスマスの約束 2014」
個人的には、今年に限って言えばこの構成を否定する気にはなれない。

2014年の小田和正さんは、前半はニューアルバム「小田日和」レコーディング。
アルバムが完成すると、間髪入れずにツアーリハーサル開始。
そして6/28から10/29まで4ヶ月のツアー「本日、小田日和」スタート。

小田さんの場合、ライブの前に、会場周辺を小田さんが散策する会場上映用フィルム「御当地紀行」の撮影がある。
またアリーナ・体育館に張り巡らされた花道(会場によっては総延長1000メートルになるという)を、小田さんは歌いながら何度も駆け回る。
しかもコンサート時間はアンコール込で3時間前後。
小田さんへの負担のかかり方は他のアーチストよりすごいはずである。
更に、そのツアーの追加公演が、来年1/29からスタートする。

この状況を鑑みると、ツアーをいったん終わらせてから収録まで約1ヶ月程度の時間の中で、全く新しいことを番組で試みることは難しかったように思う。
既にレギュラーとなった、根本要、スキマスイッチ、いきものがかり水野、松たか子、JUJUと共にセッションライブ、という方法もあったろうが、それは2010年の焼き直しである。
「東日本大震災被災者へのエールを目的に、2009年の大メドレーを進化させた2011年の大メドレー」というような前作踏襲の意義は、なかなか見いだしにくい。

過去、2002年、2005年、2008年、2012年が同年のツアーの要素が織り込まれた構成になっていた。
しかしツアーが終わっていない状況で、「本日、小田日和」を番組の構成に織り込むことは、いわゆるネタバレになってしまうため、避けなければならない。

その結果が、小田さんに負担をかけない「総集編主体」の番組作りになったと思う。

ちなみにかつて、TBS側が総集編を提案したことがあったが、小田さんが却下している。

小田さんとTBSとの不和もささやかれているが、意見の相違はあっただろうが、決定的な不和ならオンエアすらされなかったと思っている。
そもそも小田さんとTBS阿部プロデューサーの違う意見がぶつかって化学変化を起こしたからこそ、この番組が小田ファン以外の方々に見られるようになったと思っている。
同じ考えの人が集まって番組などを作っても、おもしろいものは出来ない。
むしろ小田さんを休ませたのはTBS側ではないかと思っている。

一方で、単なる総集編にはならなかった。
細野晴臣さん達を交えて新録2曲が用意された。
また総集編も、小田和正の新録コメントが加わっていた。
これは「ただの総集編じゃないよ」という小田さん達の意思表示だと思う。

個人的には、短時間でもセッションを披露することで、こういうセッションを今後も続けるよ、「クリスマスの約束」をやろうと考えているよ、ということを伝えたんだと推測している。

但し、以上のことは、コアな小田ファンしか気がつかない事象である。
小田ファンではないけど「クリスマスの約束」を楽しみにしている客層には伝わらない話であり、伝わってもいいわけにしかならない気がする。
その辺は非常に難しい。

TBSの広告では総集編を匂わせるものであったが、細野晴臣さん初参加を考えると強く主張できなかったのだろう。
その辺は難しい点である。

さて、肝心の番組内容である。

初回から見ていた私でも、楽しめた総集編である。
あの年にはあんなこともあったな、といった個人史や小田さんのライブやイベントのことを思い出したりもした。
小田さんの新録のナレーションで、初めて知った事実もあった。

ただ、細野晴臣さんとのセッションはもう1曲欲しかった。

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さて、来年の「クリスマスの約束」にあえて言及しよう。
個人的には小田さんが病気にならない限り「クリスマスの約束2015」は放送されると思っている。
まず、総集編の中で新トラック2曲を用意した。
そして、今年は取り上げなかった「本日、小田日和」ツアーのネタがある。
それ以上に、リベンジ精神旺盛な小田さんのことである、今回の批判的意見は彼のその精神に火をつけるに違いない。
ツアーの終了は3月。再追加があっても、夏には「クリスマスの約束」に専念できる環境が整う。

「クリスマスの約束 2015」は、過去14回を超える番組になると期待している。

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小田日和
小田和正
アリオラジャパン
2014-07-02