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音楽特番「クリスマスの約束」で生まれた委員会バンドが、今夏、同番組以外ではじめてパフォーマンスを披露する。
とはいえ、委員会バンド名義でのCDリリースや音源配信はまだない。
イベントでの初披露まで1ヶ月を切った中、彼らの活動を振り返りながら、演奏内容を予想してみたい。
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そもそも委員会バンドは、「クリスマスの約束 2009」で出演者全員の持ち歌をメドレーにした「22'50"」を実現するに当たって、小田がブレーンとして根本、大橋、常田、水野を招聘して結成した「クリ約小委員会」が前身である。
「クリスマスの約束 2011」のメドレー「28'58"」でも同じメンバーで小委員会が開かれる。
そして、「クリスマスの約束 2011」からメドレー以外の楽曲を、小委員会のメンバーが演奏するようになる。
2011年は、バス「ケンとメリー〜愛と風のように〜」（小田、根本、大橋）、チューリップ「魔法の黄色い靴」（全員）、ハイファイセット「卒業写真」（全員＋山本潤子）を演奏している。
2012年は「クリ約小委員会」のコーナーも設けられ、いきものがかり「風が吹いている」、SMAP 「らいおんハート」をカバーしている。
2013年も「クリ約小委員会」のコーナーも設けられ、The Marvelettes 「Mr.Postman」、スキマスイッチ「奏（かなで」、ザ・タイマーズ「デイ・ドリーム・ビリーバー」を演奏している。
新録が2曲だった2014年は「クリ約小委員会」のコーナーはなかったが、井上陽水「最後のニュース」カバーに際し、小委員会のメンバーも参加している。
ちなみに2012年に小田は「いずれ「クリ約小委員会」でライブをやりたい」と発言しており、この発言が今年イベント参加で実現することになる。
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委員会バンドの曲がないこと、そもそも「クリスマスの約束」が「アーチスト同士がお互いに認め合い、尊敬しあうことが出来ないか」という趣旨の元、主に邦楽の名曲をカバーしてきたことやイベント告知ページでの紹介文を踏まえると、主に邦楽、それもスタンダードナンバー的な曲を5〜6曲をカバーする可能性が高い。
今夏は福岡・広島・新潟のイベントに委員会バンドは参加するが、福岡はチューリップ・財津和夫の出身地、広島は吉田拓郎が育った街、そして二人とも「クリスマスの約束」に参加している。この二人の曲が取り上げられる可能性は、特に高いと思われる。（候補は「魔法の黄色い靴」「心の旅」「サボテンの花」「青春の影」＆「落陽」「今日まで そして明日から」「人生を語らず」「全部抱きしめて」）
一方で、観客のリクエストを考えると、小田和正のヒット曲は1曲セットリストに組み込むこともありうる（候補は「Yes-No」「ラブ・ストーリーは突然に」「キラキラ」）。また小田とスターダストレビュー（根本）との共演時の演奏曲を考えると、スターダストレビュー「今夜だけきっと」あたりをラストに持ってくる可能性も高い。
なお全イベント、スキマスイッチが単独で出演するため、彼らの曲を演奏する可能性は不透明。逆にスキマスイッチのステージで、1曲限定で小田、根本、水野が助っ人でコーラス参加する可能性はあるように思われる。
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個人的には。「クリスマスの約束」だけで歌われてきた「この日のこと」、小田さんとスターダスト・レビューの共作「思い出はうたになった」や、クリスマスの約束で生まれたがCD未収録の小田さんとスキマスイッチの共作「君となら」を聞きたいところです。
また、広島のイベントは小田と親交のあるさだまさしが参加、他の会場でも委員会メンバーとつながりのあるアーチストが参加しているので、他の出演者を「巻き込む」ことにも期待しています。
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