1988年10月、小田和正は初めてCMに出演する。
そのCM「ネスカフェ ゴールドブレンド」のために、小田は新曲を書き下ろす。
「goodtimes & badtimes」と題された曲は、「ひとりで生きてゆけるほど 強くはなれないから」ではじまる、「いい時も、悪い時も、二人は一緒に歩いて行こう」という歌であった。
そして、この歌の最後の方で、こう歌っている。
「また明日 あの風の中を 歩いているだろう」
その年の11月、オフコースは翌1989年の解散を発表する。

1989年10月、小田和正はプライベートレーベル「Little Tokyo」を設立、そして解散後初のソロシングル「Little Tokyo」をリリースする。
ロサンゼルスの日本人・日系人街の名が冠されたこの曲は、「goodtimes & badtimes」に続き、小田自身が出演する「ネスカフェ ゴールドブレンド」のCMソングとなった。
「Little Tokyo」で小田は、こう歌っている。
「明日吹く風に 流されるとしても 今はただ この腕の中の君と 眼の前を 過ぎてゆく やわらかな時の流れを 信じて生きていたい」
それはソロ活動を本格的にはじめた小田の心境を、素直に綴っているようにも感じる。

「goodtimes & badtimes」 「Little Tokyo」は翌1990年リリースのアルバム「Far East Cafe」に収録される。
そして翌1991年にリリースされた、小田和正初のベストアルバム「Oh!Yeah!」に、この2曲は収録された。
「Little Tokyo」は1997年リリースのベストアルバム「伝えたいことがあるんだ」にも収録されている。

そして2016年リリース「あの日 あの時」に至るまで、小田和正のソロ作品は 「Little Tokyo」レーベルからリリースされ続けている。

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小田和正 「Little Tokyo」
(シングル紹介・2006年の記事)

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(楽曲紹介・2013年の記事)

小田和正 「Far East Cafe」
(アルバム紹介・2006年の記事)

ヒットへの助走・ 小田和正「Far East Cafe」→ 「ラブ・ストーリーは突然に」
(2006年の記事)

時は待ってくれない〜小田和正「time can't wait」「time can wait」〜

「Far East Cafe」での出会い〜ネイザン・イースト、佐橋佳幸、佐藤竹善と小田和正〜

FAR EAST CAFE
小田和正
ファンハウス
1990-05-09


Far East Cafe
小田和正
ファンハウス
1995-03-25(再発)


K.ODA Oh!Yeah!
小田和正
ファンハウス
1991-05-18