1990年1月、木根尚登は『CAROL』に続く小説第2弾として「ユンカース・カム・ヒア」を出版した。
人間の言葉を話せるシュナウザー犬・ユンカースと、飼い主の少女・瞳との交流をメインに描いた物語である。ユンカースのモデルは小室哲哉が飼っていたシュナウザー犬。「ユンカースを主人公に小説を書いてよ」という小室の言葉が、作品誕生のきっかけとなった。
同年10月、完結編でもある続編「ユンカース・カム・ヒア 2」を出版した。

1994年には、オリジナルビデオアニメ「ユンカース・カム・ヒア メモリーズ・オブ・ユー」(1994年7月20日発売)発売。このアニメはテレビ朝日系ドラマ「クニさんちの魔女たち」とのコラボレーションが行われた。

翌1995年には、佐藤順一監督による、オリジナルビデオアニメとは別のストーリーのアニメ映画が公開された。
作品に声優としても参加した木根尚登が主題歌を担当。その曲「ホントの君 ウソの君」は、TMN終了後、初の木根尚登ソロ作品として、1995年3月8日にシングルリリース。
木根尚登が得意とするバラードに、TM NETWORK からの縁のある小室みつ子が載せた歌詞は、ユンカースの視点から見た「君」をやさしく励ますものとなっている。
ちなみに映画版とシングル版では、歌詞が違っている。
「ホントの君 ウソの君」はその後、同年リリースのアルバム「liquid sun」、2000年のベストアルバム「THE BEST OF NAOTO KINE 15 GOODIES」に収録された。
また2012年、木根尚登ソロ活動初期の曲をファン投票に基づきセルフカバーしたベストアルバム「キネソロ」で、この曲が選曲されている。

ちなみに映画版には、木根尚登プロデュース・日置明子による TM NETWORK 「Winter Comes Around」のカバーがエンディングテーマに起用されている。

またアニメ化と同時期に、ラジオドラマ化や漫画化もされている。

小説のモデルになったユンカースは、2005年6月6日に死去。
木根尚登は同年10月、アルバム「Life」にモデルになったユンカースをテーマにした、自身の作詞作曲作品「6月6日」を収録した。

2012年、木根尚登ソロ活動20周年の節目に、朗読劇「ユンカース・カム・ヒア」が上演された。
木根も出演者として名を連ね、また映画版「ホントの君 ウソの君」が主題歌として起用された。

そして2018年6月6日、木根尚登はYouTubeで「6月6日」のギター弾き語りを公開した。

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木根尚登から小室哲哉の愛犬ユンカースへ《6月6日》



ユンカース・カム・ヒア
木根 尚登
CBS・ソニー出版
1990-01


ユンカース・カム・ヒア〈2〉
木根尚登
バンダイビジュアル
1994-07-20


ユンカース・カム・ヒア [DVD]
古本新之輔
バンダイビジュアル
2001-12-21








ホントの君 ウソの君
木根尚登
エピックレコードジャパン
1995-03-08


liquid sun
木根尚登
エピックレコードジャパン
1995-12-01


木根 尚登
CBSソニー出版
1990-11


Life(初回盤)
木根尚登
R and C Ltd.
2005-10-26


THE BEST OF NAOTO KINE 15 GOODIES
木根尚登
エピックレコードジャパン
2000-03-23


木根尚登20周年記念ベスト リメークソロ“キネソロ"
木根尚登
よしもとアール・アンド・シー
2012-09-26