Before:
小田和正 映像作品史 1981-2019 Part.1 〜オフコース「若い広場」「1982・6・30武道館コンサート」「NEXT」〜

小田和正 映像作品史 1981-2019 Part.2 〜オフコース「Movie The Best Year of My Life」「OFF COURSE CONCERT TOUR 1987 as close as possible 1987」〜

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オフコース解散発表直前の1988年10月、小田和正は初めてCMに出演する。
ネスカフェ・ゴールドブレンド、第一生命と小田和正のCM出演が増えていく中で、1990年には小田自身が企画・監督した「第一生命 パスポート21 CM 仲直り編」「第一生命 企業CM 君に Merry Xmas 編」が放送される。
一方で、オフコース解散・ソロ活動本格始動を機に、小田和正は長年温めてきた映画製作の準備に取り掛かる。

1991年2月6日、シングル「Oh! Yeah! /「ラブ・ストーリーは突然に」」リリース。これに合わせて小田和正初のミュージックビデオとなる、「Oh! Yeah!」のミュージックビデオが「思う気持ちは 言葉を超えて」をテーマに製作される。このミュージックビデオの一部は、第一生命のCMにも使用される。

同年9月、小田和正初監督作品「いつか どこかで」クランクイン。
時任三郎・藤原礼実・宅麻伸・津川雅彦・八千草薫などを迎えての撮影は、11月にクランクアップ。
この撮影のオフショットは、第一生命「いつか どこかで」編として放映される。

同年12月、小田和正はフジテレビ系「FNS歌謡祭」に出演。その際、12月1日からスタートした「sometime somewhere K.ODA TOUR Far East Club Band 1992」コンサート会場で事前に収録した「ラブ・ストーリーは突然に」が放映される。

1992年1月24日、小田和正自ら企画・制作した「追いかけて 追いつづけて〜小田和正の世界」がNHK BSで放映される。 番組は、映画「いつか どこかで」の撮影風景や、「sometime somewhere K.ODA TOUR Far East Club Band 1992」リハーサルやコンサートの模様、小宮悦子とのインタビューで構成されていた。
翌1月24日、「いつか どこかで」のサウンドトラック的アルバム「sometime somewhere」がリリースされる。このアルバムは映画ではインストゥルメンタルの曲にも、歌詞がつけられた。

1992年2月1日、小田和正第1回監督作品「いつか どこかで」が東宝系邦画館168館でロードショー上映される。内容はライバル同士の建築会社に勤める男女のラブストーリーであった。
同年8月21日、「いつか どこかで」がビデオリリースされる。

1992年7月、小田和正は、第一生命パスポートCM「MY HOME TOWN」編を企画・監督する。小田和正の第一生命CM出演は、この作品が最後となる。

いつか どこかで [VHS]
時任三郎
株式会社ポニーキャニオン
1992-08-21



1993年2月19日、ASKA と小田和正の呼び掛けのもと、カールスモーキー石井、玉置浩二、徳永英明、浜田麻里、山本潤子が参加したユニット・ USED TO BE A CHILD がチャリティシングル「僕らが生まれた あの日のように」をリリース。この曲のミュージックビデオを小田和正が手掛けている。

1993年9月22日、シングル「風の坂道/ Yes-No」リリース。これに合わせて、小田和正のピアノ演奏をメインにした「風の坂道」のミュージックビデオが制作される。
「風の坂道」ミュージックビデオとは別に、同年10月にリリースされたアルバム「MY HOME TOWN」の収録曲のミュージックビデオも撮影されるが、編集されないままとなる。

1994年5月5日、前年に青木功のキャディーを体験したドキュメンタリー映像を、小田和正自身が企画・編集したドキュメンタリー「キャディ」をテレビ東京で放映される。
同時期、小田和正公式ショップ Far East Cafe の会報「Far East Cafe Press」のイベントが開かれるが、その際に小田和正の最近の活動をまとめた映像が流される。この映像には、テレビ東京系のゴルフ番組のテーマとして書き下ろされた、現時点で未発表の曲も流された。

1994年7月16日、シングル「真夏の恋/夏の終り」リリース。これに合わせて、夏をイメージした「真夏の恋」のミュージックビデオが制作される。

1994年9月14日、テレビ朝日系・木曜特番でドキュメンタリー「日本をすくえ’94」が放映される。泉谷しげる・吉田拓郎・小田和正が参加したチャリティーコンサート「日本をすくえ’94」の企画・リハーサル・コンサート当日までのドキュメンタリーで、小田和正が企画・編集を担当した。

1995年に入り、Far East Cafe Press 会員向けビデオ「LIFE-SIZE '94」が制作される。
「LIFE-SIZE '94」は1994年の小田和正の活動をまとめたイヤービデオで、「真夏の恋」ミュージックビデオや、年末に開かれたライブハウス公演「life-size」の模様などが収録された。
「LIFE-SIZE」はその後も毎年リリースされる。現在ではDVDでリリースされているが、ビデオでリリースされたものも、現在はDVD化されて入手可能である。

1995年1月より「FUN MORE TIME! KAZUMASA ODA TOUR 1995」スタート。このツアーの途中から、コンサート中盤に流される、小田和正がコンサート会場周辺を巡る「御当地紀行」がはじまる。
そして5月23日の日本武道館公演では、ビデオ収録が行われる。
この時の映像の一部は、「LIFE-SIZE '95」に収録される。

1996年2月1日、オフコース時代のセルフカバーアルバム「LOOKING BACK」リリース。このアルバムのプロモーション映像として、収録曲11曲のミュージックビデオを収録した映像作品「LOOKING BACK」が制作され、販売促進イベントで上映される。この中には、「緑の日々」で、オフコース解散コンサート「the night with us」や、過去のコンサート・イベントでの映像が使用されている。
この映像版「LOOKING BACK」はフルで「LIFE-SIZE '96」に収録される。

その後、小田和正は映画制作の準備などに入る。
その際中の1996年12月4日、小田和正はかねてより親交のあった佐藤竹善(SING LIKE TALKING)とユニット・PLUS ONE でシングル「クリスマスが過ぎても」をリリース、そのミュージックビデオを制作している。
1997年1月4日、フジテレビ系列で「いつか どこかで」再編集版が放映される。

1997年3月29日、小田和正第2回監督作品「緑の街」が、ハウンドドックの日本武道館公演を借りてクランクインする。
渡部篤郎・中島ひろ子・林泰文・河相我聞・尾藤イサオ・津川雅彦の俳優陣に加え、泉谷しげる・大江千里・大友康平・武田鉄矢といった親交のあるミュージシャンたちも参加、ファンによるエキストラ動員も行われて、クランクアップする。

1997年5月21日、シングル「遠い海辺/ひとりで生きてゆければ」リリース。映画「緑の街」挿入歌となる「遠い海辺」は、映画のシーンをまとめたミュージックビデオが制作された。
同年8月14日、「緑の街」のメイキング特番「ヨーイ スタート!」がフジテレビ系で放映。8月25日から26日には WOWOWで「いつか どこかで」再編集版と「LIFE-SIZE」特別編集版が放映される。
同年8月29日、マキシシングル「緑の街/風のように」リリース。これに合わせて「緑の街」のミュージックビデオが制作される。このミュージックビデオは、映画「緑の街」の映像と、楽曲のレコーディング映像が織り込まれたものとなった。

1997年8月30日、映画「緑の街」シネマツアーがはじまる。
「緑の街」は、ドキュメンタリー作品「キャディ」「日本をすくえ’94」が好評だったことを踏まえ、「いつか どこかで」での経験をもとに、ミュージシャンがある思惑で映画制作に乗り出す、というストーリーとなった。
「緑の街」はフィルムコンサートのように映画館とは別に会場を借りて上映する方式がとられ、翌年1月にかけて164か所で上映される。
翌1998年には東京・大阪で劇場公開、第2次上映ツアーも開かれた。
1999年5月、「緑の街」がDVDのスペシャル版、VHSの通常版でリリースされる。

緑の街 DVDスペシャル
渡部篤郎
ハピネット・ピクチャーズ
1999-05-22




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1991-05-18


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1992-01-25


MY HOME TOWN
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LOOKING BACK
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伝えたいことがあるんだ
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1997-11-21