GREEN DAYS 〜緑の日々〜

小田和正・TM NETWORK・OFF COURSEをはじめ、音楽を中心に色々語るブログ。 Written by SHIN

TM NETWORK History

「TM VISIONS」「eZ」〜TM NETWORK History〜

TM NETWORK は1984年のデビューシングル「金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」において、ミュージックビデオの制作を行っていた。
当時、海外ではミュージックビデオの制作が盛んになっていた。しかし日本では、サザンオールスターズ「匂艶 THE NIGHT CLUB」(1982年)、チャゲ&飛鳥「MOON LIGHT BLUES」(1984年)、オフコース「君が、嘘を、ついた」(1984年)といった、当時既に有名だったアーティスト・バンドがミュージックビデオの制作を手がけはじめていた状況で、TM NETWORK のようにデビューシングルでミュージックビデオを制作するのは珍しい時代であった。

その後も、TM NETWORK はミュージックビデオ制作に注力することになる。
所属していた EPIC SONY (現 EPIC RECORD)がミュージックビデオの制作に積極的な姿勢であったことに加え、デビュー直後に開催されたファーストコンサートも主因となっている。このファーストコンサートは、シンセサイザーのトラブルが発生するなど内容が不十分な結果であったことから、早々に公式史から抹消された上に、小室哲哉がコンサートを主体とした活動に消極的になり、ミュージックビデオ主体への活動に動いたことにある。

1985年頃より、EPIC SONY はビデオコンサート「BEE」をレコード店で展開することになる。
その「BEE」用に、TM NETWORK は映像作品「TM VISION」を提供することになる。
「TM VISION」の内容は、主にコンサートの映像やミュージックビデオ等で構成されていた。「TM VISION」のために、新たにミュージックビデオが作られた作品もある。この結果、シングル「アクシデント(ACCIDENT)」や「Dragon The Festival」「Your Song」は2種類以上のミュージックビデオが制作されている。
コンサート映像やミュージックビデオ以外にも、メンバーへのインタビュー、「木根尚登 第一回監督作品 『日本一のバンド男』」といったコミカルな映像も「TM VISION」に収録されている。
「TM VISION」は1985年から1987年まで6作品が制作される。その「TM VISION」は2004年の限定 BOX「WORLD HERITAGE DOUBLE-DECADE COMPLETE BOX」に「“BEE” presents TM VISIONS」と題された2枚のDVDに収録された。

1988年4月より、テレビ東京系で EPIC SONY 制作の音楽番組「eZ」が不定期で放送されるようになる。
「eZ」は EPIC SONY に所属するアーティストのミュージックビデオやコンサート映像をメインにした番組であり、「BEE」のテレビ版ともいえる存在である。
この番組には TM NETWORK (1990年以降は TMN に改称)も出演したほか、小室哲哉がソロアーティストとしても出演している。
1992年まで放送された「eZ」では、この番組でしか流されなかった映像も存在するが、TM NETWORK (TMN) についてはパッケージ化されていない。

2020年7月4日、YouTube 生配信「TM 12H LIVE! TM NETWORK 35 Anniversary THANKS! FANKS!! and…」で、コンサート映像と共に「TM VISIONS」と、「eZ」 TM NETWORK 出演映像の一部が配信される予定である。





関連記事:

TM NETWORK 7/4「TM 12H LIVE! TM NETWORK 35 Anniversary THANKS! FANKS!! and…」 タイムテーブル発表 & Blu-ray 「DECADE 2020 HD REMASTER」「All the Clips1984〜1999 Refinement」(8/26発売)関連コンテンツ公開
(「TM VISIONS」「eZ」配信予定)

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1984.4.21 という時代



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2020-08-26

TM NETWORK Reproduct & Remake Songs 〜「DRESS」「CLASSIX 1・2」「NETWORK TM -Easy Listening-」「DRESS 2」「QUIT 30」+α 〜TM NETWORK History〜

TM NETWORK はデビュー初期からリミックスに積極的に取り組んでいた。
最初は1985年、セカンドアルバム「CHILDHOOD'S END」収録曲「DRAGON THE FESTIVAL」をシングルカットするにあたり、リミックスを施している。このリミックスバージョンは「DRAGON THE FESTIVAL (Zoo Mix)」と題されている。
その後も、例えば「SEVEN DAYS WAR」「SEVEN DAYS WAR (Four Pieces Band Mix)」 のように、シングルとアルバム収録曲でアレンジを変えたりリミックスを施している曲を多数発表している。

1988年、ロンドンでのアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」制作中に、小室哲哉は既に次作の構想を練っていた。
それは欧米のプロデューサーに TM NETWORK の楽曲のリミックスを託す、というものであった。これは欧米で当時流行していたダンスサウンドを、TM NETWORK に導入する狙いがあった。
リミックスに際し、小室はマスターテープをプロデューサーに渡した上で、ボーカル以外はすべて新たに録音することを依頼した。
これは当時、リミックスは音の再調整や演奏時間の延長・短縮程度にとどまっていた日本では、前例のない手法であった。

「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」途中の1989年4月、TM NETWORK はかつての活動のキーワード「FANKS」(FUNK+PUNK+FANSを語源とした造語)を継承した「FANKS!! '89」と共に、「リプロダクション」というキーワードを提示する。
外部プロデューサーによるサウンド新録、という手法はリミックスに含まれるが、当時の日本ではその概念がなかったため、「リプロダクション」と表現することで斬新性をアピールした。
そして「FANKS!! '89」「リプロダクション」を体現するシングル「COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)」「KISS YOU (KISS JAPAN)」「GET WILD '89」を同日にリリースし、いずれもチャートにランクインした。
シングルリリース直後に「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」は日本武道館7日間公演を迎えるが、早速演奏曲が「Get Wild」が「GET WILD '89」に差し替えられた。

1989年5月、リプロダクションアルバム「DRESS」をリリース。最新の欧米のサウンドの衣をまとった収録曲11曲の中には「RESISTANCE」のようにオリジナルとは大胆に違うアレンジとなった曲も存在した。
なお先行シングルの収録曲のうち、「TIME (PASSED SO SLOWLY)」「FOOL ON THE PLANET (WHERE ARE YOU NOW)」はアルバム収録から見送られたが、2013年の再発盤「DRESS」に収録された。
(なお未確認情報であるが、リリースされた13曲以外にも、リプロダクトされた曲があるという。)
同年7月には新曲のダンスナンバー「DIVE INTO YOUR BODY」がシングルリリースされるが、この曲は小室哲哉が「DRESS」で体得した最新サウンドを形にした側面がある。
同年8月のコンサート「TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89」では、第一部が組曲「CAROL」で構成されたのに対し、第二部は「DRESS」の曲を軸にしたダンスナンバーで組まれたセットリストとなった。

先行シングルとなった「GET WILD '89」は、1994年の TMN 終了コンサート「TMN 4001 DAYS GROOVE」をはじめ、その後の TM NETWORK やメンバーのコンサートでも演奏されており、「Get Wild」と同格といえる扱いとなっている。
また「DRESS」によって導入された最新のダンスサウンドは、TM NETWORK (TMN) を経て、その後の小室哲哉プロデュース作品の源流ともいえる面がある。

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1990年、TM NETWORK は TMN にリニューアル(改称)。
そして1991年2月、「RHYTHM RED BEAT BLACK」を英語詞(作詞:パトリシア・ウィン)でリメイクした「RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 2.0)」をシングルリリースする。このトラックは歌詞だけでなく、アレンジにも手が加えられた。カップリングには電気グルーヴによりリメイクされた「RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 300000000000)」が収録されている。

1993年8月、リプロダクトアルバム第2弾「TMN CLASSIX 1」「TMN CLASSIX 2」をリリースする。
このアルバムでは「DRESS」と違い、小室哲哉により主にシンセサイザーなどのオーバーダビングなどのリミックスが施されている。この頃、小室哲哉は trf をはじめとするプロデューサー活動が本格化しており、そこで培ったサウンドを TMN にフィードバックする面もあった。また小室はエンジニアとして、ミックスダウンも行っている。
収録曲にはサブタイトルに「〜 mix」「〜 version」と付されているが、「mix」はオーバーダビングなどが施された曲、「version」はオリジナルのまま収録されている。「version」が付された曲は、リミックスを施したものの、「オリジナルのままで十分大丈夫」と判断された曲だという。
なお「TMN CLASSIX 1」収録の「Get Wild (techno overdub mix)」は、「GET WILD '89」の音源をリミックスしている。

「TMN CLASSIX 1」「TMN CLASSIX 2」は「TMN へのウォーミングアップ」というキャッチコピーがつけられた。この頃の小室は翌年の TMN デビュー10周年を見据え、「TMN CLASSIX 1」「TMN CLASSIX 2」や、同年9月リリースのシングル「一途な恋」で培ったサウンドを、オリジナルアルバムという形で結実する構想を語っている。しかし、その構想は実現することなく、翌1994年に発表されたのは「TMN 終了宣言」であった。ちなみに終了宣言と共に発表されたシングル「NIGHTS OF THE KNIFE」は、幻となったオリジナルアルバムのために用意されていた曲だという話がある。

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1999年7月、TM NETWORK はシングル「GET WILD DECADE RUN」をリリースして再始動する。
これは代表曲「Get Wild」を今の音でリメイクすることで、TM NETWORK 再始動とその方向性を示す狙いがあったという。
「GET WILD DECADE RUN」は小室哲哉によって歌詞が加えられ(原曲は作詞・小室みつ子)、Aメロも原曲より1オクターブ下げられるなど、大胆なアレンジが施された。

TM NETWORK デビュー20周年に当たる2004年2月、シングル「NETWORK TM」をリリースする。このシングルにはデビュー曲「金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」をトランス・アレンジでリメイクされた「TAKE IT TO THE LUCKY(金曜日のライオン)」が収録された。
同年3月にはアルバム「NETWORK TM -Easy Listening-」リリース。このアルバムは2002年以降に作られた新曲7曲に、1994年以前に作られた曲のリメイク・リミックス3曲という収録内容となった。
うち「LOVE TRAIN -EXTENDED MIX-」と「TAKE IT TO THE LUCKY (金曜日のライオン) -ALBUM MIX-」がリメイクだったのに対し、「TIME TO COUNT DOWN -LABO MIX-」はオリジナル音源おもとにしたリミックスであった。

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2013年7月、コンサート「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」会場限定でシングル「Green days 2013」を発売する。
タイトル曲「Green days 2013」は、2004年「DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK" FINAL in NIPPON BUDOKAN」で初披露されてライブビデオには収録されたが、CD音源や配信は行われてこなかった「Green Days」の新録音源である。
カップリングには前年リリースしたシングル「I am」のリミックス「I am 2013」「I am (TK EDM Mix)」を収録している。

そしてTM NETWORK デビュー30周年に当たる2014年4月、アルバム「DRESS 2」をリリースする。当初のタイトルは「Information Discovery Report」であるが、「DRESS」の続編と位置づけられて「DRESS 2」となった。
収録曲のうち「I am 2013」以外の9曲は、1984年から1988年までの曲の新録によるリメイクで、タイトルも例えば「金曜日のライオン 2014」というように原曲タイトルに「2014」の文字が付されていた。新録曲9曲は、TM NETWORK が2012年以降指向していたEDMサウンドでリメイクされている。

2014年10月、アルバム「QUIT 30」リリース。このアルバムは2枚組CDとDVDのセット、2枚組CD、CDの3種類リリースされている。
うち2枚組アルバムのDisc 2には、1988年のアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録曲「組曲CAROL」のリメイク([CAROL 2014] A Day In The Girl’s Life , [CAROL 2014] Carol (Carol’s theme I) , [CAROL 2014] In The Forest , [CAROL 2014] Carol (Carol’s theme II))と、アルバム収録曲「Alive」のリミックス「Alive (TK Mix)」が収録された。

2015年3月、コンサート「TM NETWORK 30th FINAL」会場限定シングル「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」を販売。
タイトル曲「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」は、「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」などのライブアレンジをもとにしたリミックス音源である。カップリングにはこの曲のインストゥルメンタルが収録されている。
カップリングの「Children of the New Century -FINAL MISSION- (Instrumental)」も、2013年「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」のライブアレンジのスタジオ音源である。
このシングルは同年4月に配信リリースされるが、その際に上記3曲に加え、リメイク曲「Just Like Paradise 2015」が収録されている。

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2017年4月、36曲全て「Get Wild」が収録されたコンピレーションアルバム「GET WILD SONG MAFIA」リリース。その中には「GET WILD '89」「GET WILD DECADE RUN」「Get Wild 2014」「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」が収録されると共に、小室哲哉による「GET WILD 2017 TK REMIX」をはじめ、石野卓球、Sick Individuals、Dave Rodgersによりこのアルバムのために手がけられたリミックスが収録された。

2020年3月、ファン投票に基づくベストアルバム「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」リリース。「Gift from Fanks T」には「FOOL ON THE PLANET (WHERE ARE YOU NOW)」収録、「Gift from Fanks M」には「GET WILD '89」「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」と共に、ボーナストラックとして「GET WILD '89」のプロトタイプバージョンといえる「GET WILD '89 (7inch Version)」が収録された。



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宇都宮隆インタビュー(TM NETWORK デビュー35周年記念 ベストアルバム「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」/ 宇都宮隆 LIVE Blu-ray 「Takashi Utsunomiya Tour 2019 Dragon The Carnival」関連)
(「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」収録曲紹介)

DRESS
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-11-27


TMN CLASSIX 1・2
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-09-24


NETWORK -Easy Listening-
TM NETWORK
コロムビアミュージックエンタテインメント
2004-03-24


DRESS2
TM NETWORK
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2014-04-22


QUIT30 (2枚組CD+DVD)
TM NETWORK
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2014-10-29


Gift from Fanks T(特典なし)
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2020-03-18



TM NETWORK 「Human System」 History 1987-2020

1987年リリースのアルバム「humansystem」のタイトルチューン。
「humansystem」は当時「機械と人間の融合」を唱えていた小室哲哉の造語で、人間関係を意味する。
作曲・編曲:小室哲哉のバラードで、前奏と後奏にモーツアルト「トルコ行進曲(Sonata for Piano No.11 K.331)」を織り込んでいるところは、その後の「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」(1988年)をはじめとする TM NETWORK プログレッシブ・ロックの萌芽ともいえる。
作詞:小室みつ子による歌詞は「孤独な少年と少女が出会えないでいる」物語で、「めぐりあえたら 何かが変わるのに」という祈りを込めたものとなっている。その歌詞は、同じアルバムに収録された「Resistance」や、後の「SEVEN DAY WAR」等、小室みつ子が手がけたメッセージソングとの共通項を感じされるものとなっている。

アルバムと連動して開かれた「Kiss Japan TM NETWORK Tour '87〜'88」では、それまでコンサートの最後に必ず演奏された「ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)」に変わり、コンサート最後に演奏された。その位置は、アリーナツアー「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR」、初の東京ドームコンサート「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK」にも継承される。

TMN リニューアル以降は、1992年の 「TOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOU」でセットリストに組み込まれる。また1993年の小室哲哉によるリプロダクト(リミックス)・アルバム「CLASSIX 1」に「Human System (cafe de paris mix)」が収録される。
1994年のTMN 終了コンサート「TMN 4001 DAYS GROOVE」でも2日目に演奏され、その模様はCD及び映像作品「TMN final live LAST GROOVE 5.19」の双方に収録されている。

1999年の再始動後初の演奏となった「YES TO LIFE FESTIVAL 麻薬・覚せい剤禍撲滅運動千葉大会」、翌2000年の本格的なコンサート「Log-on to 21st Century」にも「Human System」がセットリストに組み込まれる。
2004年のデビュー20周年記念コンサート「TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL “NETWORK” in NIPPON BUDOKAN」では、最終日(2日目)に TM NETWORK 時代のサポートメンバー・松本孝弘(B'z)がゲスト出演した際に演奏している。また、同年のファン投票に基づくベストアルバム「Welcome to the FANKS !」にも選出される形で収録された。
2007年のコンサート「TM NETWORK -REMASTER-」、2012年の東日本大震災復興チャリティーイベント「ALL THAT LOVE -give & give-」、同年の日本武道館ライブ「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」2日目、2013年「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」 でもセットリストに組み込まれた。

2019年から2020年にかけて、セットリストがサポートメンバーの楽曲以外は TM NETWORK ナンバーで構成された宇都宮隆のツアー「Dragon The Carnival」では、アンコールにおいて「SEVEN DAY WAR」との日替わりで歌われた。
ツアーと前後して実施されたファン投票「FANKSが選ぶ、TM NETWORK ソング10曲」では第5位にランクイン。このファン投票に基づき作られたベストアルバム「Gift from Fanks T」に収録されている。


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TM NETWORK 「humansytem」
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TM NETWORK ベストアルバム「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」 特設サイト内 WEB RADIO 『Gift from Fanks』(ゲスト:宇都宮隆) 5/24 まで公開延長

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TM NETWORK 「Kiss Japan TM NETWORK Tour '87〜'88」(1987-1988)

TM NETWORK 「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR」(1988)

TM NETWORK 「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK」(1988)

TM NETWORK / TMN 「TOUR TMN EXPO FINAL CRAZY 4 YOU」(1992)

TM NETWORK / TMN 「TMN 4001 DAYS GROOVE」(1994.5.18-19)

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1999.10.25「YES TO LIFE FESTIVAL 麻薬・覚せい剤禍撲滅運動千葉大会」 TM NETWORK ライブ

TM NETWORK 「Log-on to 21st Century」 2000.7.27 横浜アリーナ

TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL “NETWORK” in NIPPON BUDOKAN

TM NETWORK -REMASTER-

TM NETWORK -REMASTER- 日本武道館

震災復興チャリティーイベント「ALL THAT LOVE -give & give-」セットリスト

TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 2日目

「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」 2日目

宇都宮隆 Tour 2019 Dragon The Carnival 中野サンプラザ追加公演2日目(Tour Final)

humansystem
Sony Music Direct(Japan)Inc.
2014-04-01


TMN CLASSIX 1・2
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-09-24

ベストアルバムでは味わえない TM NETWORK Progressive Rock 「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」「Major Turn-Round」「QUIT 30」〜TM NETWORK History〜

TM NETWORK はシンセサイザーサウンドとロック・ダンスサウンドの融合、というイメージが世間では強い。しかしながら、小室哲哉のクラシック、宇都宮隆の歌謡曲、木根尚登のフォークなど、様々な音楽をバックボーンに持つ。
そして3人の共通項として、プログレッシブ・ロックも存在する。

プログレッシブ・ロックは、実験的・革新的なロックを意味し、ロックにクラシック、ジャズ、フォーク、地域音楽から最新のシンセサイザーサウンドまでを融合させた、アルバム指向のロックである。
多様な音楽のバックボーンを持つ TM NETWORK がプログレッシブ・ロックに向かうのは、ある意味で当然の結果かも知れない。
1984年のデビューから1年半後にリリースしたミニアルバム「TWINKLE NIGHT」の収録曲「組曲 VAMPIRE HUNTER D」は、小室哲哉が手がけた「吸血鬼ハンター“D”オリジナル・アニメーション・サウンド・トラック」の曲達を組曲として再構成されたものであるが、彼らがこの頃からプログレッシブ・ロックへ指向していたことを示す1曲ともいえる。

1988年、TM NETWORK は初のプログレッシブ・ロックを基調とするアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」をリリースする。
2枚組となったアナログ盤(LP)には、1枚目に「組曲 CAROL」と呼ばれる曲達を、2枚目にシングル曲「Beyond The Time」「Seven Days War」などの曲を収録している。一方、CD等では「組曲 CAROL」と他の曲が混在して収録されている。
「A Day In The Girl's Life (永遠の一瞬)」「Carol (Carol's Theme I)」「Chase In Labyrinth (闇のラビリンス)」「Gia Co「組曲 CAROL」はrm Fillippo Dia (Devil's Carnival)」「In The Forest (君の声が聞こえる)」「Carol (Carol's Theme II)」「Just One Victory (たったひとつの勝利)」で構成される「組曲 CAROL」は、「1991年、音が何者かに盗まれている事に気づきはじめていた、イギリスに住む少女キャロル・ミュー・ダグラスが、異世界ラ・パス・ル・パスへ迷い込み、ティコ・ブラーニ、フラッシュ、クラーク・マクスウェルと共に盗まれた音を取り戻すため魔王ジャイガンティカを倒すために戦う」というファンタジックな物語をもとに作られた。この物語は木根尚登によって「CAROL」として小説化され、後にアニメ化及びラジオドラマ化されている。「組曲 CAROL」は、TM NETWORK がデビュー当時から持つファンタジー性の集大成的作品だともいえる。
このアルバムに連動したツアー「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」ではライブ中盤(第2部)で、ツアーファイナルの位置づけとなる「TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89」ではライブ前半(第1部)に、「組曲 CAROL」はアルバム未収録曲「Gigantica」「Final Fighting」を交えて、ミュージカル仕立ての舞台で演奏された。
その演奏は1992年のライブセレクションアルバム「TMN COLOSSEUM I」に「組曲 CAROL」まるごと収録された。そして「TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89」のライブ映像は2004年に「CAROL the LIVE」としてリリースされた。
また1994年の TMN 終了ライブ「TMN 4001 DAYS GROOVE」2日目では、「組曲 CAROL」の一部が演奏されている。これは「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」が TM NETWORK ・ TMN の作品の中で一番売れたアルバムであることなどから、選曲されたとみられる。この演奏は映像作品「TMN final live LAST GROOVE 5.19」に収録されている。

TM NETWORK 2作目のプログレッシブ・ロックは2000年、1999年の再始動後初のアルバム「Major Turn-Round」である。
この作品では、タイトルチューン「MAJOR TURN-ROUND」が演奏時間33分にも及ぶ曲となっている。このタイトルチューンは、歌が入る「FIRST IMPRESSION」、インストの「SECOND IMPRESSION」、再び歌が入る「THIRD IMPRESSION」の三部構成となっている。
このアルバムはプログレッシブ・ロックと共に、「時代の閉塞感・虚無感」がテーマとなっている。タイトルチューンをはじめ、収録曲のほとんどが閉塞感・虚無感を色濃く映し出した歌詞とサウンドとなっている。
アルバム「Major Turn-Round」は当時インディーズレーベル・ ROJAM.COM からリリースされたが、吉本系レーベル・ R&C Japan 所属後の2003年、蔵出し音源集との2枚組アルバム「キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round」としてリリースされている。ちなみに、この蔵出し音源集「キヲクトキロク」には、「CAROL」のピアノソロバージョン「CAROL (Unreleased Piano Version)」が収録されている。

TM NETWORK 3作目のプログレッシブ・ロックは2014年、アルバム「QUIT 30」である。
テーマは「ソーシャル・ネットワーキング・サービスでの拡散による恩恵と危惧」であることから、「Major Turn-Round」の流れを汲むところがある。
タイトルチューン「QUIT 30」は収録に際し8トラックに分けられ、アルバムの前半に「[QUIT30] Birth」「[QUIT30] The Beginning Of The End」「[QUIT30] Mist」が、後半に「[QUIT30] Glow」「[QUIT30] Loop Of The Life」「[QUIT30] Entrance Of The Earth」「[QUIT30] The Beginning Of The End II」「[QUIT30] The Beginning Of The End III」が収録されている。
アルバム「QUIT 30」はCD 1枚のみ、CD 2枚組、CD 2枚組とDVDの3形態で発売されているが、2枚組CDの2枚目には、セルフカバー「[CAROL 2014] A Day In The Girl’s Life」「[CAROL 2014] Carol (Carol’s theme I)」「[CAROL 2014] In The Forest」「[CAROL 2014] Carol (Carol’s theme II)」が収録されている。
アルバムと連動したホールツアー「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30」では「QUIT 30」が全曲演奏された。一方、その後のアリーナライブ「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」「TM NETWORK 30th FINAL」では、「組曲 CAROL」をメインとしたセットリストとなった。

これらの曲は今年(2020年)にリリースされた、ファン投票に基づくベストアルバム「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」にはほとんど収録されていない。
だが、TM NETWORK の重要な要素であるプログレッシブ・ロック、そこに込められたメッセージを味わうためにも、ベストアルバムでなく、これら3枚のオリジナルアルバムを聞くことをおすすめしたい。


関連記事(いずれもアルバム紹介記事)

TM NETWORK 「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」

TMN「COLOSSEUM I・II」

TM NETWORK 「Major Turn-Round」

TM NETWORK アルバム「QUIT 30」



CAROL DELUXE EDITION(完全生産限定盤)(DVD付)
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ソニー・ミュージックダイレクト
2014-12-24


Major Turn-Round
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2001-06-15


キヲクトキロク~Major Turn-Round
TM NETWORK
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2003-02-05


QUIT30 (2枚組CD+DVD)
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2014-10-29

TM NETWORK Album 「SPEEDWAY」(2007)〜TM NETWORK History〜

2007年12月にリリースされた、TM NETWORK 11枚目のアルバム。

この年の11月から12月にかけて、TM NETWORK は3年ぶりのコンサートを開くが、そのコンセプトはオリジナルアレンジをベースとする「REMASTER」であり、コンサートタイトルにもコンセプト名がそのまま冠された。
このコンサートに先んじてリリースされたシングル「WELCOME BACK 2」の歌詞は、TM NETWORK の曲のタイトルが多数織り込まれた上、TM NETWORK のアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」や木根尚登の小説「CAROL」で綴られた物語を想起させるものとなっている。

この「REMASTER」コンサートと並行して作られたのが「SPEEDWAY」である。
SPEEDWAY は宇都宮隆と木根尚登が在籍したロックバンドで、1979年に東芝 EMI (当時)からデビュー。1980年には小室哲哉がメンバーに加わっていることから、TM NETWORK の前身バンド的な存在でもある。
その SPEEDWAY の楽曲を iTunes で見つけた小室哲哉の発案により、「SPEEDWAY のサードアルバム」というコンセプトで作られたのが本作である。
「REMASTER」がこれまでの TM NETWORK 作品への回帰なら、「SPEEDWAY」は TM NETWORK 以前に立ち返っての作品、といったところであろうか。

このアルバムの最大の特徴は、本作に収録された「WELCOME BACK 2」でのドラム・そうる透の参加以外は、全て TM NETWORK 3人だけで楽曲を作り出している点である。
作詞も、「WELCOME BACK 2」のカップリング曲でアルバムにも収録された「N43」が木根尚登作詞である以外は、小室哲哉作詞。小室みつ子をはじめとする作詞家の参加が全くない、TM NETWORK では珍しい作品となった。
演奏も、前述のそうる透の演奏を除いて、小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登だけで行われている。2004年の TM NETWORK 20周年のライブ「DOUBLE DECADE」では、ファイナルの日本武道館公演を除いて TM NETWORK の3人とギタリスト・葛城哲哉だけで演奏されたが、それをレコーディング面で実践したともいえる。
また小室哲哉作曲が6曲、木根尚登作曲が5曲と他のアルバムに比べて木根作品が多いこと、編曲に木根尚登が参加している曲もあることも、他のアルバムにない特色である。

サウンドはコンセプトを踏まえて、アコースティックあるいはロック色の強い楽曲が多いが、小室哲哉のインスト作品では前作「NETWORK TM -Easy Listening-」の流れを汲む、エレクトリックサウンドで彩られた曲もある。

アルバムジャケットは「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」「WELCOME BACK 2」のジャケットを手がけたガイナックス・佐々木洋の書き下ろし作品である。

2007年「REMASTER」では「WELCOME BACK 2」「N43」が演奏される。最終公演となる日本武道館公演ではこの2曲に加えて、インストナンバー「MALIBU」がオープニングに使われ、アンコールでは「ACTION」が初披露された。この日本武道館公演の模様は、ライブビデオ化されている。
2008年のツアー「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!!」では「ACTION」「MALIBU」「WELCOME BACK 2」に加え、日替わりで「DIVING」「RED CARPET」または「TEENAGE」「PRIDE IN THE WIND」が演奏されている。

TM NETWORK デビュー25周年の2009年は、小室哲哉の不祥事で TM NETWORK の活動は出来なかった。その代わりとなる宇都宮隆のソロツアー「TAKASHI UTSUNOMIYA CONCERT TOUR 2009 SMALL NETWORK F.O.D」では、TM NETWORK のナンバーが演奏されるが、その中に「SPEEDWAY」収録曲「DIVING」「PRIDE IN THE WIND」がセットリストに組み込まれている。

TM NETWORK デビュー30周年のオープニングとなった、2012年の日本武道館公演「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」では「ACTION」がセットリストに組み込まれている。
しかしそれ以降、TM NETWORK のコンサートで「SPEEDWAY」の曲は演奏されなかった。

一方、2012年にリリースされた木根尚登ソロ活動20周年 TM NETWORK セルフカバーアルバム「キネバラ」では、ファン投票で上位にランクインした「N43」が収録曲に選ばれている。木根は、2013年の西村麻聡・葛城哲哉とのジョイントライブ「Xmas Special Live “WONDER THREE”」や、ソロライブ「NAOTO KINE CONCERT 2018 new STORY」で「N43」を披露している。
また TM NETWORK デビュー35周年の2019年、宇都宮隆のソロツアー「Dragon The Carnival」では「WELCOME BACK 2」がセットリストに加えられた。また翌2020年の中野サンプラザ追加公演の初日に、これまでライブで演奏されなかった「夏の終わり」が演奏された。

2019年、ソニーからavexまでの TM NETWORK 全楽曲を対象としたファン投票が実施される。その結果、「SPEEDWAY」収録曲は97位「N43」、100位「ACTION」と低い位置でランクインした。ファン投票を元にしたベストアルバム 「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」は70位までの曲が対象となったため、「SPEEDWAY」の曲は収録されなかった。


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(アルバム紹介 2007年執筆)

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(アルバム紹介 2012年執筆)

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TM NETWORK -REMASTER- 日本武道館公演
(2007年)

TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!! @ ZEEP TOKYO 初日
(2008年)

TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!! 千秋楽@ ZEEP TOKYO
(2008年)

TAKASHI UTSUNOMIYA CONCERT TOUR 2009 SMALL NETWORK F.O.D 千秋楽 @ JCBホール

TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 2日目
(2012年)

木根尚登・西村麻聡・葛城哲哉「Xmas Special Live “WONDER THREE”」
(2013年)

「NAOTO KINE CONCERT 2018 new STORY」

宇都宮隆 Tour 2019 Dragon The Carnival 中野サンプラザ追加公演初日

SPEEDWAY
TM NETWORK
よしもとアール・アンド・シー
2007-12-05

TM NETWORK 1999 SONGS 「GET WILD DECADE RUN」「IT'S GONNA BE ALRIGHT」「10 YEARS AFTER」「Happiness×3 Loneliness×3」「80's」〜TM NETWORK History〜

1994年の TMN 終了から2年経過した1996年、TMN (TM NETWORK) は再始動への模索をはじめる。1996年から1997年にかけては、小室哲哉による宇都宮隆・木根尚登それぞれのソロ活動へのプロデュース・サポートがメインとなる。その最中の 1996年12月にリリースしたシングル集「TIME CAPSULE all the singles」のボーナストラックとして、小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登の連名名義での新曲「Detour」が収録、ミュージックビデオも制作されるなど、活動再開へのウオーミングアップははじまっていた。また1997年末頃には、小室哲哉は TMN 再始動に言及している。

当初1998年を想定していた TMN 再始動が具体化するのは、1999年。
その年の元旦に放送されたフジテレビ系「TK Presents Nice Dream」で、小室・宇都宮・木根により「SEVEN DAYS WAR」が演奏された。
その後、木根尚登がヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)のサポートソングを依頼され、これを TMN で手がけないか、と小室哲哉に提案したことで、新曲制作も動き出す。
小室哲哉作詞・作曲・編曲による新曲「IT'S GONNA BE ALRIGHT」の一部は、3月27日、国立競技場・ヴェルディ川崎対鹿島アントラーズ戦開幕前のセレモニーにおいて、木根尚登の紹介で披露される。この際に木根が「僕たち TMN として、ヴェルディの応援ソングを歌わせてもらうことになりました」とコメントしている。
5月9日には小室主催のクラブイベント「True Kiss Destination Nite」で3人が揃う形で、TM NETWORK 再始動が宣言されている。

5月31日、小室哲哉は記者会見で TM NETWORK 再始動を宣言する。
TM NETWORK 名義での再始動となったのは「TMN は終了したが TM NETWORK は終了していない」ことや、TM NETWORK が持つ影響力を考えてのことであった。
また、TM NETWORK の新曲は、元々は小室哲哉のインディーズレーベルで、同年ソニー傘下となった「TRUE KiSS DiSC」レーベルでのリリースとなることも発表される。

TM NETWORK 再始動第一弾のシングルは、彼らの代表曲「Get Wild」のリメイクとなった。既にユーロビートにリプロダクト(リミックス)された「GET WILD '89」をはじめ、「Get Wild」はその時代の TM NETWORK のサウンドをまとったバージョンが発表、あるいはライブ演奏されていた。再始動を新しいサウンドでの「Get Wild」で表現するのが、TM NETWORK らしいという判断であった。また、当初は「Get Wild」だけでなく「SEVEN DAYS WAR」のリメイクも検討され、一部プレス発表されていた。

7月22日、再始動第1弾シングル「GET WILD DECADE RUN」がマキシシングルとアナログシングルでリリースされる。完全新録となった「GET WILD DECADE RUN」は、テクノへ傾斜したサウンドに加え、FANKS (ファン)への感謝と思われる小室哲哉による歌詞の追加という試みも加えられた。またこの曲のミュージックビデオも作られている。
カップリングには両シングルに「GET WILD DECADE RUN -112 CLUB MIX」「IT'S GONNA BE ALRIGHT」、そしてマキシシングルには「IT'S GONNA BE ALRIGHT -INSTRUMENTAL」、アナログシングルには「GET WILD DECADE RUN -INSTRUMENTAL」が収録される。
このシングルで全貌が明らかになった「IT'S GONNA BE ALRIGHT」は、「GET WILD DECADE RUN」と同系統のサウンドに、自分の葛藤をテーマにした歌詞、という曲であった。

7月29日、再始動第2弾シングル「10 YEARS AFTER -BOB BLOCKMAN MIX-」が8センチCDでリリースされる。小室哲哉作詞・作曲・編曲になる「10 YEARS AFTER」は、ヴェルディ川崎「2nd.STAGE」サポートソングとなった。
タイトルは同名のバンドが由来となっているが、TMN 終了や「GET WILD DECADE RUN」でも用いられ、その後も TM NETWORK の活動のキーワードとなる「DECADE」を意識してのものであったとみられる。サウンドは「GET WILD DECADE RUN」「IT'S GONNA BE ALRIGHT」を継承しつつ、歌詞は今とこれからを見つめるような曲となった。
シングルのカップリングには「10 YEARS AFTER -INSTRUMENTAL-」が収録される。
また「10 YEARS AFTER」はミュージックビデオが制作されるが、それは「GET WILD DECADE RUN」ミュージックビデオの続編のような作品となっている。
サウンド、歌詞、そしてミュージックビデオから、「GET WILD DECADE RUN」「IT'S GONNA BE ALRIGHT」「10 YEARS AFTER」は再始動3部作と考えられる。

その年、小室哲哉は時の小渕恵三首相の依頼で、麻薬・覚醒剤乱用防止キャンペーンソングを描き下ろすことになる。
小室作曲・編曲によるラテン調のサウンドに、TM NETWORK の代表曲の歌詞を多く手がけた小室みつ子と SHUNZO ABE (SUPERVISOR)によるメッセージ性の強い歌詞による新曲は、「Happiness×3 Loneliness×3」と題される。
そして「Happiness×3 Loneliness×3」は、フリオ・イグレシアスJr.、シーラ・E、ウォン・リー・フォン、そして TM NETWORK によってそれぞれの言葉で歌われることになった。
「Happiness×3 Loneliness×3」は10月20日に小渕首相の元に届けられた。
そして10月25日「YES TO LIFE FESTIVAL 麻薬・覚せい剤禍撲滅運動千葉大会」 では、「Happiness×3 Loneliness×3」と「10 YEARS AFTER」が演奏されている。

同時期に TM NETWORK にはトヨタ・タウンエースノア/ライトエースノアCMソングのタイアップが舞い込む。木根尚登作曲・小室みつ子作詞・小室哲哉編曲によるこの曲は、80年代の TM NETWORK を意識して作られたサウンドと、リスナーへのエールを込めたメッセージを感じさせる歌詞の組み合わせとなった。

12月22日、マキシシングル「Happiness×3 Loneliness×3」が2種類発売される。ひとつは TM NETWORK 名義のシングル、もう一つは TM NETWORK、フリオ・イグレシアスJr.、シーラ・E、ウォン・リー・フォンそれぞれのバージョンを収録した企画盤であった。
TM NETWORK 名義のシングルには、カップリングとしてトヨタ・タウンエースノア/ライトエースノアCMソングが「80's」と名付けられて収録される。
また「Happiness×3 Loneliness×3」には TM NETWORK、フリオ・イグレシアスJr.、シーラ・E、ウォン・リー・フォンが共演するミュージックビデオが制作されている。

「Happiness×3 Loneliness×3」リリース時、TM NETWORK は2000年春のアルバムリリースとツアーを予告している。
しかしその後、小室哲哉とソニーが対立。その結果、2000年春に TM NETWORK はソニーから離脱し、小室哲哉が新たに設立したインディーズレーベル「ROJAM.COM」へ移籍。アルバムリリースとツアーは立ち消えとなる。

2000年7月27日、香港で開催されるはずだったイベントの代わりに急遽開かれた、横浜アリーナでの TM NETWORK コンサート「Log-on to 21st Century supported by ROJAM.COM」で、「Happiness×3 Loneliness×3」が演奏されている。

2000年12月、TM NETWORK 再始動初のアルバム「Major Turn-Round」をリリース。当初の構想では、「GET WILD DECADE RUN」「10 Years After」「Happiness×3 Loneliness×3」「80’s」などの収録もあったが、結果的には実現していない。

2002年、小室哲哉の吉本興業移籍に連動して、TM NETWORK は吉本興業傘下の「R&C Japan」に移籍。
翌2003年2月、TM NETWORK の未発表音源と「Major Turn-Round」を組み合わせた「キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round」をリリース。その中に、「GET WILD DECADE RUN(’99 Version)」「Happiness×3 Loneliness×3(Club Mix)」「It's Gonna Be Alright (TK Vocoder Version)」「10 YEARS AFTER(Featuring COMMON)」が収録されている。

2004年、TM NETWORK 20周年記念ライブ「DOUBLE-DECADE “NETWORK” in YOKOHAMA ARENA」とホールツアー「DOUBLE-DECADE TOUR “NETWORK”」で、「10 Years After」が演奏された。
同年、1999年までの楽曲を対象にしたファン投票によるベストアルバム「Welcome to the FANKS !」に、15位にランクインした「10 Years After」が収録される。同アルバムにはカップリング曲をはじめとするアルバム未収録曲のトラックを集めたCDも収録されるが、ここに「IT'S GONNA BE ALRIGHT」「80's」が収録される。
2005年、宇都宮隆・木根尚登・浅倉大介・阿部薫・葛城哲哉によるコンサート「SPIN OFF from TM -tribute live 2005-」が開催される。 TM NETWORK のライブでは取り上げられることのことの少ない楽曲を演奏するコンセプトの同ライブで、「IT'S GONNA BE ALRIGHT」「80's」が日替わりで演奏される。

2012年、TM NETWORK 再始動と連動するように、「TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999」とインスト・カラオケ集「TM NETWORK ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999」に、「GET WILD DECADE RUN」「IT'S GONNA BE ALRIGHT」「10 YEARS AFTER」「Happiness×3 Loneliness×3」「80's」が収録されている。

一方、2007年から2015年までの TM NETWORK のライブでは、これら5曲は演奏されていない。

2019年、ソニーからavexまでの TM NETWORK 全楽曲を対象としたファン投票を実施。この結果、1999年に制作された5曲はどの曲もベスト100にランクインせず、ファン投票を元にしたベストアルバム 「Gift from Fanks T」「Gift from Fanks M」には収録されなかった。


関連記事:

TM NETWORK 「10 YEARS AFTER」

TM NETWORK 「Happiness×3 Loneliness×3」

TM NETWORK 「キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round」

TM NETWORK 「Welcome to the FANKS !」

TM NETWORK と共に変化した「GET WILD」
(2015年執筆)

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1999.10.25「YES TO LIFE FESTIVAL 麻薬・覚せい剤禍撲滅運動千葉大会」 TM NETWORK ライブ

TM NETWORK 「Log-on to 21st Century」 2000.7.27 横浜アリーナ

TM NETWORK DOUBLE-DECADE “NETWORK” in YOKOHAMA ARENA & HALL TOUR

SPIN OFF from TM -tribute live 2005-

GET WILD DECADE RUN
TM NETWORK
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
1999-07-22


10 YEARS AFTER
TM NETWORK
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
1999-07-28


Happiness×3 Loneliness×3/80's
TM NETWORK
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
1999-12-22


Happiness×3 Loneliness×3
TM NETWORK 、フリオ・イグレシアスJr.、シーラ・E、ウォン・リー・フォン
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
1999-12-22


TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999
TM NETWORK
ミュージックレイン
2012-05-23

TM NETWORK / TMN Tie-up History 1984-1994 〜TM NETWORK History〜

1984年にデビューした TM NETWORK 初のタイアップは、同年、テレビ西日本のキャンペーンソングとして起用された「FANTASTIC VISION」であった。小室哲哉作詞作曲のこの曲は、ポップなサウンドにファンタスティックな光景に包まれた恋人達を歌った歌詞、という初期 TM NETWORK のファンタジー要素が詰まった作品となっている。
「FANTASTIC VISION」は、翌1985年、シングル「アクシデント (ACCIDENT)」のカップリングとして収録された後、同1985年のアルバム「CHILDHOOD'S END」に収録された。
この曲は、その後もテレビ西日本の天気予報のBGMとして長期間使用されている。

1985年、オリジナルビデオアニメ「吸血鬼(ヴァンパイア)ハンターD」の主題歌として、TM NETWORKは「YOUR SONG ("D"Mix)」を提供する。この曲は小室哲哉作詞、小室哲哉・木根尚登作曲による、ファンタジーな物語に沿ったヒーローとヒロインの出会いを歌った曲になっている。サウンドはプログレッシブ・ロックの要素が強く出ており、後のアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991」などの先駆けともいえる。また「吸血鬼ハンターD」には、小室哲哉がサウンドトラックを手がけている。
「YOUR SONG ("D"Mix)」は、1985年にシングルリリース後、同年リリースのミニアルバム「TWINKLE NIGHT」には別バージョンとなる「YOUR SONG (TWINKLE MIX)」が収録された。この「TWINKLE NIGHT」には「吸血鬼ハンターD」サウンドトラックから「組曲 VAMPIRE HUNTER D」が収録されている。

1986年、川村真澄作詞、小室哲哉作曲、大村雅朗編曲による渡辺美里「My Revolution」がオリコン週間チャート1位を記録する。TBS系テレビドラマ「セーラー服通り」の主題歌であったこの曲の大ヒットによって、作曲者としての小室哲哉、そして彼が属する TM NETWORK にも注目が集まっていく。
ちなみに小室哲哉は後に、大村によるこの曲のアレンジから学ぶところが多かった、と語っている。

1987年、TM NETWORK によみうりテレビ・日本テレビ系テレビアニメ「シティーハンター」のエンディングテーマのオファーが届く。これを受けて書き下ろされた「Get Wild」は、小室哲哉作曲・編曲による疾走感あふれるシンセサウンドと、TM NETWORK デビュー以来作詞を手がける小室みつ子による都会の孤独をテーマにした歌詞がタッグを組んだ曲となった。
シングルリリースされた「Get Wild」は、「My Revolution」の大ヒット、1987年2月にリリースされたアルバム「Self Control」オリコンチャート週間3位という、TM NETWORK が勢いに乗っている状況下、アニメ自身のヒットという相乗効果もあり、オリコンチャート週間9位にランクインする(前作のシングル「Self Control (方舟に曳かれて)」は週間33位)。その後も「Get Wild」は、オリコンチャート週間ベスト100に26週ランクイン、年間でも22位を記録し、TM NETWORK の代表曲となる。
その「Get Wild」は、1987年「Gift for Fanks」をはじめとするベストアルバムに収録されるが、オリジナルアルバムには収録されなかった。一方で、「既存曲を新しいサウンドにリプロダクト(リアレンジ)する」という TM NETWORK の活動を象徴する楽曲として1989年の「GET WILD ’89」を皮切りに様々なバージョンが生まれ、2017年にはカバー曲も含めた「Get Wild」だけで収録されたアルバム「GET WILD SONG MAFIA」がリリースされる。
その後、「Get Wild」は「シティーハンター」の代名詞的存在となり、続編「シティーハンター2」等でも、挿入歌に使用される。そして2019年に相次いで公開された、アニメ映画「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」、そしてフランス制作の実写版「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」の主題歌に「Get Wild」は起用された。ちなみにフランス版シティーハンター「Nicky Larson et le Parfum de Cupidon」のフランス公開版でも、「Get Wild」はアニメ作品に踏襲する形で用いられている。

翌1988年は、 TM NETWORK にとってタイアップが充実した年となる。
まず、前年リリースのアルバム「humansystem」収録曲「RESISTANCE」が、TBS系テレビドラマ「痛快!ロックンロール通り」主題歌に起用される。
小室みつ子作詞、小室哲哉作曲・編曲で作られた、抵抗・反抗のために新たな世界へ旅立つ「君」を歌ったこの曲は、その前のアルバム「Self Control」向けにバラードとして制作していたものの収録が見送られ、アップテンポに改められたトラックが「humansystem」に収録された。その際、「Kiss You (世界は宇宙と恋におちる)」と共に、アルバム先行シングルの候補にもなっている。
ドラマ主題歌への起用を受けて「RESISTANCE」はシングルカットされる。

同1988年、アニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌として、「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」が書き下ろされ、シングルリリースされる。この曲は、小室哲哉作曲・編曲によるミディアムテンポの荘厳なサウンドに、小室みつ子がそれまでのガンサム作品を鑑賞した上で作られた「人間の業」をテーマにした歌詞、という組み合わせとなった。そして同年リリースの「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」にはスティーブ・ナイ(Steve Nye)がリミックスしたバージョン「Beyond The Time (Expanded Version)」が収録される。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」は初代「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイとライバルであるシャア・アズナブルとの決着を描いた作品で、「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」はそのラストを飾る主題歌として評価を得る。2018年 NHK BS「発表!全ガンダム大投票」では300曲以上を数えるガンダムソングの中から、「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」はファン投票4位を記録。2019年、この投票結果を元に、自身もガンダムソングを歌う森口博子がこの曲を含む上位10曲をカバーした「GUNDAM SONG COVERS」をリリース。ちなみに、このアルバムはオリコン週間チャート3位を記録した上、第61回日本レコード大賞企画賞を受賞している。同年には LUNA SEA がアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」オープニング主題歌としてカバーしている。この LUNA SEA によるトラックは今年(2020年)リリースされるアルバム「機動戦士ガンダム 40th Anniversary Album 〜BEYOND〜」に収録されることとなっている。

同1988年の TM NETWORK タイアップ第三弾は、実写映画「ぼくらの7日間戦争」の主題歌及び挿入歌である。
小室みつ子作詞、小室哲哉作曲・編曲による主題歌「SEVEN DAYS WAR」は、管理教育に抑圧された中学生が学校教師や大人に戦いを挑む、という映画のテーマに沿ったドラマチックなロッカバラードとなった。一方、小室みつ子作詞、木根尚登作曲、小室哲哉編曲による挿入歌「GIRLFRIEND」は、バラードを得意とする木根の本領が発揮された、ヒロインを見守るようなバラードとなっている。そして主題歌・挿入歌以外のサウンドトラックは、小室哲哉が手がけている。
「SEVEN DAYS WAR」は「GIRLFRIEND」をカップリング曲としてシングルリリース。そして2曲とも映画のサウンドトラック「SEVEN DAYS WAR MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」に収録された。
「SEVEN DAYS WAR」は同年リリースのアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」では、ギター・ベース・ドラム・キーボードでの演奏を意識した「Seven Days War (Four Pieces Band Mix)」が収録される。一方、「GIRLFRIEND」は1993年のリプロダクトアルバム「TMN CLASSIX 2」に「Girlfriend (motion picture version)」としてアルバム初収録される。
2019年、実写映画「ぼくらの7日間戦争」の続編でもあるアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」の挿入歌として「SEVEN DAYS WAR」が起用される。

1988年の TM NETWORK タイアップの最後を飾ったのは、同年リリースのアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録曲「STILL LOVE HER (失われた風景)」である。アニメ「シティーハンター2」エンディングテーマとして起用されたこの曲は小室哲哉作詞、小室哲哉・木根尚登作曲、小室哲哉編曲による、「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」のレコーディングが行われたロンドンの冬の風景をモチーフにした、別れをテーマにしたバラードであった。その「STILL LOVE HER (失われた風景)」は翌1989年、シングル「JUST ONE VICTORY(たったひとつの勝利)[Remix Version]」のカップリングとして収録される。
2019年のアニメ映画「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」で「STILL LOVE HER (失われた風景)」は、主題歌に起用された「Get Wild」と共に、エンディングなどで用いられている。
また「STILL LOVE HER (失われた風景)」はファン投票で常に上位を獲得する人気曲となり、2019年「TM NETWORK デビュー35周年記念 新時代・次世代に向けた「FANKSが選ぶ、TM NETWORK ソング10曲」投票」では第1位となる。

1990年から1991年、TM NETWOK (TMN) は第2のタイアップラッシュに入る。
1989年夏より、TM NETWORK は小室哲哉のソロ活動などにより活動休止状態となるが、その休止期間中の1990年、TM NETWORK はマクセルカセットテープCM用に曲を提供する。そのCMソング「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」は小室哲哉作詞・作曲・編曲による、ロッカバラード仕立てのラブソングとなっている。「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」は TM NETWORK 活動再開第1弾としてシングルリリースされ、TM NETWORK 初のオリコンシングルチャート週間第1位を獲得する。

同1990年、TM NETWORK は TMN に改称する「TMNリニューアル宣言」を行う。そして TMN 名義として最初にリリースされたシングル「TIME TO COUNT DOWN」は、小室みつ子作詞、小室哲哉作曲・編曲という TM NETWORK の代表曲を生み出したタッグながら、ハードロックサウンドを基調とした疾走感あふれる、これまでの TM NETWORK には無かったサウンドの曲となった。「TIME TO COUNT DOWN」は前作「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」に続き、マクセルカセットテープのCMソングに起用される。

同じく1990年、TMN 名義で最初のアルバム「RHYTHM RED」がリリース。ハードロックとハウスサウンドを融合させて TMN 独特のサウンドを生み出したこのアルバムに、「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」「TIME TO COUNT DOWN」が収録される。
そして「RHYTHM RED」収録曲で小室哲哉作詞・作曲・編曲作品「SECRET RHYTHM」が、小室哲哉プロデュースによる YAMAHAシンセサイザー EOS B500 のCMソングに起用される。
そして、このアルバムから参加した脚本家・坂元裕二の作詞、小室哲哉作曲・編曲によるタイトルチューン「RHYTHM RED BEAT BLACK」が、ハウス食品「O'ZACK」CMソングに起用されて、1990年にシングルカットされる。
そのカップリング曲として、クリスマスソング「DREAMS OF CHRISTMAS」が小室哲哉作詞、小室哲哉・木根尚登作曲、小室哲哉編曲により書き下ろされるが、同曲はNTTポケットベルCMソングに起用される。
「DREAMS OF CHRISTMAS」は長らくアルバム未収録曲であった。2004年のファン投票を元にしたベストアルバム「Welcome to the FANKS!」に、投票結果とは別にカップリング曲を集めたCDが収録されることになり、その中に「DREAMS OF CHRISTMAS」がアルバム初収録された。

1991年、カメリアダイアモンドCMソング〜勇気の川編〜に、TMN の新曲が起用される。小室哲哉作詞・作曲・編曲による、ハウスサウンドの要素も含んだポップなラブソングは、後に「We love the EARTH」と題される。
同年、カメリアダイアモンドCMソング〜RED ROCK編〜に、小室哲哉作詞・作曲・編曲による、「We love the EARTH」とは違った切ないラブソングが提供される。当時普及しはじめたカラオケで歌われることも意識したという、その曲は「Love Train」と題される。
「Love Train」「We love the EARTH」は両A面シングルとして1991年リリース、オリコンチャート週間1位だけでなく年間チャート17位にランクイン、TM NETWORK・TMN 通して最高の売上を記録する。

同1991年、アルバム「EXPO」リリース。前作のハウスサウンドを継承しつつ、「月とピアノ」「音楽の万国博覧会」をテーマとして各曲をパビリオンに見立てたこのアルバムに、「Love Train」がシングル音源のまま、「We love the EARTH」はハウスサウンド・クラブサウンドを意識したリミックス「We Love The Earth (Ooh,Ah,Ah,Mix)」が収録される。
このアルバムの収録曲で、小室哲哉作詞、木根尚登作曲、小室哲哉編曲によるラブソングとメッセージソング両方の要素が織り込まれたバラード「大地の物語」がカメリアダイアモンドCMソング〜大地とエナジー編〜に起用される。このことで、「We love the EARTH」「Love Train」「大地の物語」はカメリア3部作とも呼ばれるようになる。
また、坂元裕二作詞、小室哲哉作曲・編曲によるアップテンポナンバー「あの夏を忘れない」が、フジテレビ系ドラマ「ハイレグクィーンロマンス ピットに賭ける恋!」主題歌に起用される。

同年、テレビ朝日系ドラマ「ララバイ刑事'91」オープニングテーマに、TMN の新曲「WILD HEAVEN」が起用される。小室みつ子作詞、小室哲哉作曲・編曲によるアップテンポナンバー「WILD HEAVEN」は、元々アルバム「EXPO」の「TM NETWORK パビリオン」の位置づけで作られていたが、アルバムの中でボーナストラックのように浮いてしまう、として収録が見送られていた。その曲を新録の上、主題歌に提供し、シングルリリースされた。
1992年、TMN は活動休止に入り、「WILD HEAVEN」はオリジナルアルバムに収録されることなく、1993年「TMN CLASSIX 2」にリミックスバージョンで

1993年、TM NETWORK デビュー10周年にあたる1994年を視野に、TMN は徐々に動き出す。リプロダクトアルバム「TMN CLASSIX 1」「TMN CLASSIX 2」リリースを経て、2年ぶりのシングル「一途な恋」をリリースする。ブティックJOYCMソングに起用された「一途な恋」は、小室哲哉作詞・作曲・編曲によるアップテンポナンバーであった。
「一途な恋」は、翌年のオリジナルアルバムリリースを企図しての作品であった。しかし1994年4月21日「TMN 終了宣言」と、同年5月18・19日の東京ドーム「TMN 4001 Days Groove」で、TMN はその歩みを止めることになる。
「一途な恋」は1994年にリリースされたシングル集「TETSUYA KOMURO PRESENTS TMN BLACK」がアルバム初収録となる。

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TM NETWORK「CHILDHOOD'S END」
(「FANTASTIC VISION」収録アルバム/2006年執筆)

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CHILDHOOD'S END
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2013-02-20


TWINKLE NIGHT
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


Gift for Fanks(DVD付)
TM NETWORK
Sony Music Direct
2007-11-21


humansystem
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


SEVEN DAYS WAR
小室 哲哉
SMD
2019-12-04


CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


RHYTHM RED
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-05-21


EXPO
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-05-21


TMN CLASSIX 1・2
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-09-24


Tetsuya Komuro Presents TMN black
TMN
エピックレコードジャパン
1994-06-22


Welcome to the FANKS!
TM NETWORK
エピックレコードジャパン
2004-12-22


TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999
TM NETWORK
ミュージックレイン
2012-05-23

SEVEN DAYS WAR


1988.7.21 シングル「SEVEN DAYS WAR」リリース。

1988.8.5 小室哲哉「SEVEN DAYS WAR MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK」に収録。

1988.8.13 主題歌に起用された映画「ぼくらの七日間戦争」公開。

1988.8.25 東京ドーム「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK」で演奏。

1988.12.9 アルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」に「Four Pieces Band Mix」バージョンが収録。

1988.12.9〜1989.8.18 「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」で演奏。

1991.9.9〜1992.4.18 「TOUR TMN EXPO」の一部公演、「フォークパビリオン」で演奏。

1993.8.21 リプロダクトアルバム「TMN CLASSIX 2」に「7 Days War (album overdub mix)」として収録。

1993.12.1 「Act Against Aids '93」国立代々木第一体育館公演で、小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登として演奏。

1994.5.18 「TMN 4001 DAYS GROOVE」1日目に、宇都宮隆(ボーカル)・小室哲哉(ピアノ)・木根尚登(ギター)の3人だけで演奏。

1994.8.1 ビデオ「TMN final live LAST GROOVE 5.18」に収録。

1996.12.12 TMN 「TIME CAPSULE all the singles」に収録。

1999.10.25「YES TO LIFE FESTIVAL 麻薬・覚せい剤禍撲滅運動千葉大会」(TM NETWORK 再始動後初ライブ)にて演奏。

2000.7.27 TM NETWORK 「Log-on to 21st Century」エンディングで新録音源が流される。

2003.5.27-6.27 「TM NETWORK tribute LIVE -UTSU & KINE'S SELECTION FROM TM SONGS-」で演奏。

2003.9.6・7 ファンクラブイベント「LIVE IN NAEBA '03 -FORMATIONLAP-」で演奏。

2004.2.20 ファンクラブ限定 DVD 「LIVE IN NAEBA '03 -FORMATIONLAP-」に収録。

2004.3.1 TM NETWORK 「WORLD HERITAGE DOUBLE-DECADE COMPLETE BOX」に収録。

2004.6.24〜25 TM NETWORK 「DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK" FINAL in NIPPON BUDOKAN」で、参加アーティスト(FENCE OF DEFENSE、葛城哲哉、阿部薫、浅倉大介、松本孝弘(6.25のみ))全員で演奏。

2004.9.1 DVD 「DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK"」に収録。

2004.12.22 ファン投票による TM NETWORK ベストアルバム「Welcome to the FANKS!」に収録。

2005.4.8 DVD 「TM NETWORK tribute LIVE 2003」 に収録。

2007.11.2〜12.3 「TM NETWORK -REMASTER-」で演奏。

2008.3.27〜5.25 「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!!」で演奏。

2008.4.2 DVD 「TM NETWORK -REMASTER- at NIPPON BUDOKAN 2007」 に収録。

2008.5.28 TM NETWORK 「THE SINGLES 1」に収録。

2010.9.29 浜崎あゆみがカバー、シングル「crossroad」に収録。

2012.3.20 東日本大震災チャリティイベント「All That LOVE -give & give-」で演奏。

2012.4.25 「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」2日目で演奏。

2012.5.23 「TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999」に収録。また「TM NETWORK ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999」にインストバージョン収録。

2014.10.29〜2015.1.11 「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30」のオープニングにインストが流される。

2014.12.24 TM NETWORK 「CAROL DELUXE EDITION」に収録。

2015.2.7〜15 「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」で演奏。

2015.7.22 LIVE Blu-ray / DVD 「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」に収録。

2016.3.23 Blu-ray BOX 「TM NETWORK 2012-2015」に、「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」として収録。

2019.5.22 「TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994」に、「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO 1988.08.25」(初パッケージ化)、「TMN final live LAST GROOVE 5.18」として収録。

2019.12.4 7インチアナログレコードシングルが完全生産限定盤としてリリース。

2019.12.13 アニメーション映画「ぼくらの7日間戦争」に挿入歌として起用される。

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1988年、「ぼくらの7日間戦争」主題歌として書き下ろされた曲。
アニメ「シティーハンター」主題歌「Get Wild」(1987年)を皮切りに、TBS系テレビドラマ「痛快!ロックンロール通り」主題歌となった「RESISTANCE」、アニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌として書き下ろされた「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」に続くタイアップ曲。
いずれの曲も、作詞・小室みつ子、作曲・編曲・小室哲哉という組み合わせであるという点も興味深い。

映画が「大人への異議申し立て」をテーマであったことから、歌詞はメッセージ色のコイモノとなった。但し、TM NETWORK 自身が「All-Right All-Night (No Tears No blood) 」以降、メッセージ色の濃い歌詞が増えており、その流れを汲むものでもあった。
サウンドはロッカバラード色が強く、小室哲哉や TM NETWORK の象徴であるシンセサイザーサウンドも抑え気味であったが、サビでの転調という小室サウンドの特色はこの曲にも反映している。
この曲が収録されるアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」はプログレッシブ・ロック色の濃いアルバムであり、その制作途中で作られたこの曲は、その傾向を受け継いでいるといえる。

「SEVEN DAYS WAR」はオリコン週間3位になるヒット曲となり、東京ドーム公演「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK」や、アルバムと連動したツアー「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」でも演奏されている。
しかし翌1989年、リプロダクト(リミックス)アルバム「DRESS」リリースの頃から、TM NETWORK のサウンドはユーロビートをはじめとするダンスサウンドへと傾倒していく。その傾向を明確にした「TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89」では、「SEVEN DAYS WAR」はセットリストから外される。

TMN 時代は、ハードロックやハウスサウンドの展開の中、この曲はヒット曲ながらセットリストには組み込まれにくかった。
但し1991〜1992年「TOUR TMN EXPO」での、宇都宮隆・木根尚登・浅倉大介による、日本のフォークソングの名曲や TM NETWORK のナンバーをアコースティックで演奏するコーナー「フォークパビリオン」では、アコースティックに演奏されている。

一方、メッセージ性の強い歌詞故に、「Act Against Aids '93」を皮切りに、TM NETWORK が出演するチャリティーイベントで演奏されることが多くなる。

また1994年、東京ドームでの「TMN 4001 DAYS GROOVE」での宇都宮隆・小室哲哉・木根尚登の3人だけの演奏、2004年「DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK" FINAL in NIPPON BUDOKAN」での、歴代主要サポートメンバー(FENCE OF DEFENSE、葛城哲哉、阿部薫、浅倉大介、松本孝弘(6.25のみ))が集っての演奏、と TM NETWORK の節目となるライブでは、この曲が印象的な形で演奏されている。

ファンの人気も根強く、2004年のファン投票による TM NETWORK ベストアルバム「Welcome to the FANKS!」では、19位にランクインして収録されている。

2019年、映画「ぼくらの7日間戦争」の続編となるアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」の挿入歌として「SEVEN DAYS WAR」が起用される。これに連動して、「SEVEN DAYS WAR」のアナログシングルがリリースされた。







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TM NETWORK 「TMN final live LAST GROOVE 5.18『SEVEN DAYS WAR』2019 Remaster 90sec Ver.」YouTube で公開

TM NETWORK 「SEVEN DAYS WAR」アニメ映画「ぼくらの7日間戦争」×実写映画「ぼくらの七日間戦争」スペシャル映像で使用 & アニメ映画に宇都宮隆・木根尚登コメント

宇都宮隆 インタビュー(Blu-ray BOX「TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994」関連 Part.2)
※関連情報・映像掲載

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TM NETWORK 「SEVEN DAYS WAR」
(楽曲紹介/2007年執筆)

TM NETWORK 「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」
(収録アルバム紹介/2006年執筆)

TMN「CLASSIX 1・2」
(収録アルバム紹介/2006年執筆)

TMN「TIME CAPSULE」
(収録アルバム紹介/2006年執筆)

TM NETWORK 「Welcome to the FANKS !」
(収録アルバム紹介/2006年執筆)

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TM NETWORK 「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK」(1988)

TM NETWORK 「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」

TM NETWORK / TMN 「TMN 4001 DAYS GROOVE」(1994.5.18-19)

1999.10.25「YES TO LIFE FESTIVAL 麻薬・覚せい剤禍撲滅運動千葉大会」 TM NETWORK ライブ

TM NETWORK 「Log-on to 21st Century」 2000.7.27 横浜アリーナ

TM NETWORK tribute LIVE -UTSU & KINE'S SELECTION FROM TM SONGS-

TM NETWORK LIVE IN NAEBA'03 -FORMATION LAP-

TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL “NETWORK” in NIPPON BUDOKAN

TM NETWORK -REMASTER-
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TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS !!
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震災復興チャリティーイベント「ALL THAT LOVE -give & give-」セットリスト

震災復興チャリティーイベント「ALL THAT LOVE -give & give-」簡単レポ&感想など

TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-
(記事集)

TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30 / QUIT 30 HUGE DATA
(記事集)



SEVEN DAYS WAR(完全生産限定盤) [Analog]
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2019-12-04


SEVEN DAYS WAR
小室 哲哉
SMD
2019-12-04


CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20

ガンダムの象徴としての TM NETWORK 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」

TM NETWORK デビュー35年の今年、20年ぶりに映画化された「劇場版シティーハンター」に主題歌として起用された「Get Wild」が世間に再注目され、配信でもトップ10にランクインしたのは記憶に新しい。
そして今、「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」が、次々にカバーされる状況となっている。

最初に発表されたのは森口博子。
2018年にNHKで放送された番組「発表!全ガンダム大投票」内の「ガンダムソングス・ランキング」のトップ10を、ガンダムの主題歌でデビューした森口博子がカバーするというアルバム「GUNDAM SONG COVERS」(8/7発売)。
このランキングで4位にランクインした「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」もカバーされることになった。
ちなみに森口博子と木根尚登は以前より親交があり、それが縁となって2001年の「Act Against AIDS」日本武道館公演では、TM NETWORK 宇都宮隆・木根尚登と森口博子の3人で「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」と森口博子「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」(「機動戦士ガンダムF91」主題歌)を披露している。

次に発表されたのは LUNA SEA。
NHK 総合「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」の主題歌としてカバーされた。
メンバーのSUGIZOは同アニメの音楽プロデュースを手がけているが、そのコンセプトは「オープニング・エンディングのどちらか1曲は新曲、もう1曲はこれまでのガンダム主題歌のカバー」というコンセプトのもと、第9話「コロニー落とし」からオープニングテーマとして「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」が起用されることになった。

3番目は玉置成実。
「パチンコ・フィーバー機動戦士ガンダム逆襲のシャア」向けに「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」が、彼女によってカバーされた。
ちなみに玉置成実は以前「Get Wild」をカバーしており、彼女にとっては2度目の TM NETWORK カバーとなる。

これらの動きは、ガンダムシリーズの第一作「機動戦士ガンダム」が放映40周年を迎えたことと連動している。
特に、300以上あるというガンダムソングの中で「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」が堂々4位にランクされたことが大きい。
「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」は、作詞家の小室みつ子がそれまでのガンダム作品を踏まえて、人間の争いに係る「業(ごう)」をテーマとした歌詞を書いたのだが、小室哲哉のサウンドとマッチし、ガンダムファンに深い印象を残した結果、ガンダムソングでも上位に食い込んだものと思われる。


関連記事:

TM NETWORK 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜」
(楽曲紹介/2007年執筆)

TM NETWORK 30周年のテーマの一翼を担った 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜」
(2015年執筆)

TM NETWORK 「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」
(収録アルバム紹介/2006年執筆)

森口博子 アルバム「GUNDAM SONG COVERS」(8/7 発売)に TM NETWORK 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜」カバー収録
(今年(2019年))

LUNA SEA 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜」(原曲: TM NETWORK)起用 NHK 総合「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」オープニング YouTube で公開
(今年(2019年))

玉置成実 TM NETWORK 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜」カバー
(今年(2019年))







CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


TIME CAPSULE all the singles
TMN
エピックレコードジャパン
1996-12-12



STILL LOVE HER (失われた風景)


1988.12.9 アルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録

1988.12.9〜1989.6.19 「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」で演奏。

1988.12.28〜1989.7.14 アニメ「シティーハンター2」エンディングに起用。

1989.3.21 シングル「JUST ONE VICTORY(たったひとつの勝利)[Remix Version]」のカップリングとして収録。

1994.5.19 「TMN 4001 DAYS GROOVE」2日目に演奏。

1994.5.26 限定生産BOX「GROOVE GEAR 1984-1994」に収録。

1994.8.1 ビデオ「TMN final live LAST GROOVE 5.19」に収録。

1997.12.5 木根尚登「NAOTO KINE Talk & Live Vol.3」で、ゲスト・宇都宮隆と共に演奏。

1998.5.30 ビデオ「木根尚登 TALK & LIVE in 渋谷公会堂」に宇都宮隆との演奏を収録。

1998.12.12 宇都宮隆ベストアルバム「TAKASHI UTSUNOMIYA THE BEST FILES」に TM NETWORK オリジナルのトラックが収録。

2000.12.5〜2001.1.20 「TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUND」で演奏。

2001.11.21 映像作品「TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUND」に収録。

2004.3.1 TM NETWORK 「WORLD HERITAGE DOUBLE-DECADE COMPLETE BOX」に収録。

2004.12.22 ファン投票による TM NETWORK ベストアルバム「Welcome to the FANKS!」に収録。

2005.4.8〜9 「SPIN OFF from TM -tribute live 2005- TOUR」 Zepp Tokyo 公演で演奏。

2005.10.1 DVD 「SPIN OFF from TM-tribute live 2005- TOUR」に収録。

2007.11.2〜12.3 「TM NETWORK -REMASTER-」で演奏。

2008.4.2 DVD 「TM NETWORK -REMASTER- at NIPPON BUDOKAN 2007」 に収録。

2011.8.3〜11.5 宇都宮隆 「Takashi Utsunomiya Tour 2011 Timesmile」で演奏。

2012.4.18 木根尚登 TM NETWORK セルフカバーアルバム「キネバラ」、宇都宮隆ライブ DVD 「Takashi Utsunomiya Tour 2011 Timesmile」に収録。

2012.4.25 「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 2日目」に小室哲哉がインストで一部をキーボード演奏。

2012.5.16 宇都宮隆 「Timesmile RT」で演奏。

2012.5.23 「TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999」に収録。また「TM NETWORK ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999」にインストバージョン収録。

2014.10.29〜2015.1.11 「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30 」で演奏。

2014.12.30 「COUNTDOWN JAPAN」で演奏。

2015.2.7〜15 「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」で演奏。

2015.7.22 LIVE Blu-ray / DVD 「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」に収録。

2016.3.23 Blu-ray BOX 「TM NETWORK 2012-2015」に、「COUNTDOWN JAPAN」「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」の演奏を収録。

2019.2.6 「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ -VOCAL COLLECTION-」に収録。

2019.2.8 映画「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」挿入歌に起用。

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1998年12月リリースの TM NETWORK のオリジナルアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」の最後を飾る、小室哲哉・木根尚登共作のバラード。
ロンドンでのアルバム制作では、最後に作られた曲だという。
小室哲哉の詞は、別れた恋人をロンドンとおもわれる街から想う内容となっている。
アレンジはオルガンを想起させる音色を軸に、間奏では木根尚登のハーモニカ演奏を織り込んだ。
曲後半のコーラスには、他のアルバム曲の作詞に携わった小室みつ子をはじめ現地スタッフを含めた関係者や、在英日本人が参加しているという。
この曲は、アニメ「シティーハンター2」のエンディングに起用され、翌1989年のシングル「JUST ONE VICTORY(たったひとつの勝利)[Remix Version]」のカップリングとして収録された。

だが「Get Wild」に続く「シティハンター」エンディングテーマ曲でありながら、この曲の扱いは当初芳しくなかった。
「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」では、7月公演から別の曲に差し替えられる形でセットリストから外された。
「TOUR EXPO」(1991〜1992年)での、TM NETWORK の新旧ナンバーをフォーク調に演奏する「フォークパビリオン」では、「STILL LOVE HER (失われた風景)」は演奏されなかった。

「STILL LOVE HER (失われた風景)」が注目されるようになったのは、1994年のTMN終了でのラジオ番組の人気投票で、この曲が6位に食い込んだことによる。
これを受けて東京ドームでの終了ライブ「TMN 4001 DAYS GROOVE」の2日目のセットリストに、この曲が組み込まれた。

終了後は、木根尚登が自分のソロライブで時折演奏するようになる。
宇都宮隆をゲストに迎えての演奏は、映像作品化されている。
また宇都宮隆もベストアルバム「TAKASHI UTSUNOMIYA THE BEST FILES」に TM NETWORK オリジナルのトラックを収録している。

1994年の再始動後、「STILL LOVE HER (失われた風景)」は、2000〜2001年「TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUND」、2007年「TM NETWORK -REMASTER-」、2014〜2015年「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30」、2015年「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」と、冬のツアーで演奏されている。
特に「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」では、曲間にTM NETWORK 30周年を締めくくるようなメッセージを流した。
また2014年の「COUNTDOWN JAPAN」に TM NETWORK が出演した際にも演奏されている。

再結成後も、宇都宮隆・木根尚登・浅倉大介・葛城哲哉・阿部薫によるライブ「SPIN OFF from TM-tribute live 2005- TOUR」や宇都宮隆 「Takashi Utsunomiya Tour 2011 Timesmile」でも演奏されている。
そして木根尚登は2012年、TM NETWORK セルフカバーアルバム「キネバラ」に、アコースティックギター主体のアレンジでの「STILL LOVE HER」を収録している。

そして2019年、映画「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」に、「Get Wild」をはじめとする歴代テーマ曲と共に、映画の挿入歌として「STILL LOVE HER (失われた風景)」が起用されている。




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TM NETWORK 「STILL LOVE HER (失われた風景)」
(2006年執筆)

TM NETWORK「CAROL」
(2006年執筆)

TM NETWORK 「Welcome to the FANKS !」
(2006年執筆)

TM NETWORK 「Get Wild」「STILL LOVE HER (失われた風景)」 小室哲哉「RUNNING TO HORIZON」 「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> -VOCAL COLLECTION-」(2/6 発売)収録

TM NETWORK とアニメ「シティーハンター」〜「Get Wild」「STILL LOVE HER (失われた風景)」「RUNNING TO HORIZON」〜
(2019年執筆)

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TM NETWORK / TMN SET LIST 1984-1994

TM NETWORK Live Set List Since 1999
(記事集 1999年から2007年までの記録)

TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30 / QUIT 30 HUGE DATA
(記事集)

CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20

TM NETWORK とアニメ「シティーハンター」〜「Get Wild」「STILL LOVE HER (失われた風景)」「RUNNING TO HORIZON」〜

1987年4月6日、よみうりテレビ・日本テレビ系でアニメ「シティーハンター」が放送開始した。
北条司原作、新宿の「法で裁けない悪を討つ」スイーパーで、シティーハンターと呼ばれる冴羽獠とパートナー・槇村香たちの活躍を描いたこの作品の主題歌として、オープニングに小比類巻かほる「City Hunter〜愛よ消えないで〜」、エンディングに TM NETWORK 「Get Wild」が起用された。
「Get Wild」は、小室哲哉作曲・編曲によるシンセサイザーサウンドに、TM NETWORK デビューから作詞を手がける小室みつ子による、都会の孤独をテーマにした歌詞が載った作品であった。
物語の最後に被さるように「Get Wild」が流れる番組構成は、当時物語とエンディングテーマの間にコマーシャルを挟むことが定番だったテレビアニメとしては、斬新な演出となった。

1987年4月8日、シングル「Get Wild」リリース。前年の1986年に小室哲哉が作曲を手がけた渡辺美里「My Revolution」の大ヒット、1987年2月にリリースされたアルバム「Self Control」オリコンチャート週間3位という、TM NETWORK が勢いに乗っている状況下、アニメのヒットもあって、「Get Wild」は大ヒットした。そしてオリコンチャート週間9位(前作のシングル「Self Control (方舟に曳かれて)」は週間33位)、ベスト100に26週ランクイン、年間22位を記録し、TM NETWORK の代表曲となる。
1987年6月24日、彼らにとって初の日本武道館公演「TM NETWORK FANKS CRY-MAX」のオープニングは「Get Wild」であった。また1987年7月1日リリース、彼らにとって最初のベストアルバム「Gift for Fanks」の1曲目に「Get Wild」は収録される。ちなみに、「Get Wild」はオリジナルアルバムには収録されていない。
「Get Wild」は TM NETWORK の代表曲であることから、小室哲哉が「代表曲を最新のサウンドにアレンジし直すことで、今の TM NETWORK を示す」というコンセプトを持っていたことから、1989年の「GET WILD '89」を皮切りに、様々なバージョンの「Get Wid」が TM NETWORK (TMN)名義で発表される。「Get Wild」リリース30年目の2017年、それらの派生バージョンと他のアーティストによるカバーを集めた、収録曲全曲「Get Wild」のコンピレーションアルバム「GET WILD SONG MAFIA」がリリースされる。
その後も宇都宮隆が「GET WILD PANDEMIC」としてセルフカバー、2018年のソロデビュー25周年記念アルバム「mile stone」に収録された。

時間軸を1987年に戻そう。
「Get Wild」の大ヒットもあって、「シティーハンター」=「Get Wild」というイメージが世間に醸成される。
「シティーハンター」のオープニングは、1987年10月(第27話)から大沢誉志幸「ゴーゴーヘブン」となるが、「Get Wild」は1988年3月の最終回までエンディングを飾ることになる。

1988年4月「シティーハンター2」放送開始。オープニングテーマは PSY・S 「Angel Night〜天使のいる場所〜」、エンディングテーマは岡村靖幸「Super Girl -CITY HUNTER 2-」を起用。
同年10月からオープニングテーマは、 TM NETWORK のレコーディング・サポートメンバー経験者で構成された FENCE OF DEFENSE の「SARA」が起用される。デビュー後も FENCE OF DEFENSE はメンバーの個人参加を含めて、断続的に TM NETWORK や宇都宮隆・木根尚登のソロをサポートすることになるが、その縁もあって宇都宮隆がライブで「SARA」をカバーしている。

「シティーハンター2」1988年12月28日の放送(第38話)から、TM NETWORK 「STILL LOVE HER (失われた風景)」がエンディングを飾ることになる。
「STILL LOVE HER (失われた風景)」は1988年12月9日にリリースされたアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録曲。小室哲哉・木根尚登作曲、小室哲哉編曲によるサウンドは重厚なバラード。そのサウンドに載せられた小室哲哉の歌詞は、「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」がレコーディングされたロンドンの、冬の風景をモチーフとした、別れた恋人へのメッセージを込めた曲になっている。
「STILL LOVE HER (失われた風景)」は1989年7月の最終回まで「シティーハンター2」のエンディングを務める。その第50話には「Get Wild」が挿入歌として起用されている。

「STILL LOVE HER (失われた風景)」は1989年3月21日のシングル「JUST ONE VICTORY(たったひとつの勝利)[Remix Version]」のカップリングとして収録されたことからみても、タイアップ曲の割には扱いが軽い状況にあった。加えて、アルバムリリースと連動したツアー「CAROL〜A DAY IN A GIRL'S LIFE1991〜 TM NETWORK TOUR '88〜'89」では演奏されたが、その後、TM NETWORK から TMN にリニューアルされた頃は演奏される機会に恵まれなかった上、その頃リリースされたライブベストアルバム「TMN COLOSSEUM I」「TMN COLOSSEUM II」、リミックスアルバム「TMN CLASSIX 1」「TMN CLASSIX 2」、ベストアルバム「TETSUYA KOMURO PRESENTS TMN BLACK」「TAKASHI UTSUNOMIYA PRESENTS TMN RED」「NAOTO KINE PRESENTS TMN BLUE」にも収録されなかった曲であった。
しかし「STILL LOVE HER (失われた風景)」はFANKS(ファン)での人気が根強く、1994年の TMN 終了に伴うラジオ番組「10th Memorial Night」での人気投票で2位にランクインされる。この結果を受けて、TMN 終了ライブ「TMN 4001 DAYS GROOVE」の2日目(1994年5月19日)に急遽演奏されることとなった。
その後も、TM NETWORK ネットワーク再始動後最初のツアー「TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUND」(2000〜2001年)でセットリストに組み込まれ、2004年のベストアルバム「Welcome to the FANKS!」の収録曲を選ぶファン投票では4位にランクインするなど、「STILL LOVE HER (失われた風景)」は TM NETWORK の代表曲としての地位を確立する。
TM NETWORK だけでなく、宇都宮隆・木根尚登のソロライブでも「STILL LOVE HER (失われた風景)」が歌われている。1989年の宇都宮隆ベストアルバム「TAKASHI UTSUNOMIYA THE BEST “FILES”」に、TM NETWORK バージョンの「STILL LOVE HER (失われた風景)」が収録される。また木根尚登は、2012年に TM NETWORK 作品のセルフカバーアルバム「キネバラ」において、アコースティックギターをメインにした同曲を収録している。

再び時間軸を1989年に戻そう。
1989年10月15日、アニメ「シティーハンター3」放送開始。オープニングテーマに小室哲哉「RUNNING TO HORIZON」、エンディングテーマに鈴木聖美「熱くなれたら」が起用される。
作詞・編曲は小室哲哉・作詞は小室みつ子のタッグで作られたアップテンポのナンバーは、同年7月にシングルリリースされた TM NETWORK 「DIVE INTO YOUR BODY」と同時期に作られたが、多数決で TM NETWORK としてのシングル化が見送りになった曲である。
1989年10月28日、小室哲哉ソロデビューシングルとして「RUNNING TO HORIZON」リリース、オリコン週間チャート1位を記録する。「RUNNING TO HORIZON」は、同年12月9日発売のファーストソロアルバム「Digitalian is eating breakfast」にも収録された。
「RUNNING TO HORIZON」は1990年1月の最終回まで「シティーハンター3」のオープニングを飾り、その最終回には「Get Wild」が挿入歌として使われている。
後に「RUNNING TO HORIZON」は2001年に宇都宮隆がソロとしてカバー、シングルリリース後、アルバム「LOVE-iCE」に収録された。

「RUNNING TO HORIZON」以降、TM NETWORK とアニメ「シティーハンター」とのタッグはしばらく見られなくなる。
一方、1993年1月21日リリースの宇都宮隆によるT.UTU名義のシングル「Dance Dance Dance」が、ジャッキー・チェン主演の香港映画「シティーハンター」のテーマとして起用されている。作詞・三浦徳子、作曲・根本一文、編曲・西平彰による「Dance Dance Dance」は、宇都宮隆ソロのロック指向を反映したナンバーとなっていた。同曲は同年2月21日発売のアルバム「BUTTERFLY」に収録されている。

1997年4月25日放送の単発作品「シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート」で、エンディングテーマとして、 NAHO がカバーした「Get Wild」が起用された。
そして1999年4月23日放送の単発作品「シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期」で、エンディングテーマとして、オリジナルの TM NETWORK 「Get Wild」が起用される。これには「シティーハンター = Get Wild」というイメージを大切にした原作者・北条司の意向があった。

その後、北条司が「シティーハンター」の派生作品「エンジェル・ハート」を手掛けるようになったこともあり、「シティーハンター」のアニメ作品はしばらく作られなくなる。
2005年、「エンジェル・ハート」のアニメ化にあたり、宇都宮隆によるユニット U_WAVE も主題歌を担当することになる。作詞・森雪之丞、作曲・石井妥師、編曲・土橋安騎夫 & 石井妥師という U_WAVE 参加者によって作られた、思い人を失った男の心情を描いた「Daydream Tripper」は、第13話・第20話〜第23話のエンディングを飾っている。なお、第13話の演出は「シティーハンター」と同じ、物語の最後に「Daydream Tripper」が流される演出となっている。
「Daydream Tripper」は翌2006年4月26日シングルリリース、そのトラックには冴羽獠の声を担当している神谷明のモノローグが入り、またカップリングとして「エンジェル・ハート」派生のラジオドラマ「XYZ Ryo's Bar Reserved for Two + α」が収録された。

20年ぶりの「シティ・ハンター」最新作となる、2019年2月8日公開「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」で、TM NETWORK 「Get Wild」のオリジナルバージョンが、エンディングテーマとして起用される。
2月6日リリースのコンピレーションアルバム「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> -VOCAL COLLECTION-」に、「Get Wild」「STILL LOVE HER (失われた風景)」「RUNNING TO HORIZON」が収録された。
そして「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」では、「Get Wild」だけでなく、「STILL LOVE HER (失われた風景)」「RUNNING TO HORIZON」等の歴代主題歌が挿入歌として用いられている。


関連記事:

TM NETWORK「Get Wild」ミュージックビデオ & 「シティーハンター」過去作品 YouTube で公開(映画「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」関連)
(「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> -VOCAL COLLECTION-」など各種情報掲載)

TM NETWORK と共に変化した「GET WILD」
(2015年執筆)







Get Wild(完全生産限定盤) [Analog]
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2017-04-12


GET WILD SONG MAFIA
TM NETWORK
avex trax
2017-04-05


CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


Digitalian is eating breakfast
小室哲哉
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-07-17


T.UTU with The BAND All Songs Collection
宇都宮 隆
ソニー・ミュージックダイレクト
2016-09-21


Daydream Tripper
U_WAVE
アニプレックス
2006-04-26



Episode of 「Fool On The Planet」 TM NETWORK Version

TM NETWORK 「Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って)」は1987年のオリジナルアルバム「Self Control」に収録された曲。
木根尚登作曲のバラード(通称「木根バラ」)に小室みつ子が付けた詞は、男性が抱く夢への想いを女性に告げる、というロマンチックなものであった。

You might think just a dream
地球という名の青く揺れる惑星に立って
Make a wish, make it true
光を捜そう
Like a fool, they said
あきらめたくない forever
(「Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って)」より)

この曲がライブではじめて演奏されたのは、同年、彼ら初の日本武道館公演「TM NETWORK FANKS CRY-MAX」、これまでアンコールに応えてこなかった彼らの最初のアンコール曲としてであった。
この模様は後にリリースされるビデオ「TM NETWORK FANKS the LIVE 1 FANKS CRY-MAX」に収録された。
翌1988年、「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR」では、本編のセットリストに組み込まれている。

1989年、シングル「GET WILD '89」のカップリングとして、この曲のリプロダクト(リミックス)バージョン「FOOL ON THE PLANET (WHERE ARE YOU NOW)」が収録される。この曲はリプロダクトアルバム「DRESS」の曲達と共に海外のエンジニアに託され、ジミー・ブラロウアー、ピーター・ウッドによってリプロダクトされたが、「DRESS」には収録されなかった。
1991年から1992年のツアー「TMN EXPO」では、宇都宮隆・木根尚登が TM NETWORK のナンバーやフォーク・ニューミュージックの名曲を、浅倉大介のピアニカをサポートにアコースティックギターで弾き語るコーナー「フォークパビリオン」において、「Fool On The Planet」が何度か選ばれている。
また彼らが TMN にリニューアルした後の1992年、ライブセレクションアルバム「TMN COLOSSEUM II」に「FOOL ON THE PLANET」が収録された(2014年に「TMN COLOSSEUM I・II」として再発)。
1994年、TMN 終了と共にリリースされたメンバーセレクションアルバムのうち、「NAOTO KINE PRESENTS TMN BLUE」に「FOOL ON THE PLANET」が選ばれている。

1999年 TM NETWORK は再始動するが、しばらくこの曲が取り上げられることがなかった。
2003年、宇都宮隆・木根尚登が、TMN 時代のサポート浅倉大介・阿部薫・葛城哲哉「TM NETWORK tribute LIVE -UTSU & KINE'S SELECTION FROM TM SONGS-」のセットリストに組み込まれた。
翌2004年の TM NETWORK デビュー20周年ツアー「DOUBLE-DECADE TOUR “NETWORK”」では、久々に小室哲哉を加えた3人で演奏された。
同年リリースのファンセレクションアルバム「Welcome to the FANKS!」では7番目(=ファン投票7位)に収録、この曲が FANKS (TM NETWORK のファンのこと)の中でも人気が根強いことを示した。このアルバムにはアルバム未収録曲も同時に収録されたが、その中に「FOOL ON THE PLANET (WHERE ARE YOU NOW)」も選ばれている。

2012年、TM NETWORK としては4年ぶりのライブとなった「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」1日目、日本武道館にこの曲が最初に鳴り響いた。
2015年、「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」では、「There will be love & peace from HUGE DATA.」のメッセージがスクリーンで映し出された後、本編ラストの曲として「Fool on The Planet」が平和の祈りを込めて演奏された。
そして同年、TM NETWORK 30周年を締めくくるライブ「TM NETWORK 30th FINAL CONCERT」においては、「The times go on, We move on.」のメッセージがスクリーンで映し出された後、彼らの新たな旅立ちを表すように本編ラストの曲として「Fool on The Planet」が演奏された。


関連記事:

TM NETWORK 「Fool on The Planet」(2007年執筆)

TM NETWORK 「FOOL ON THE PLANET (青く揺れる惑星に立って)」とのリンク(2013年執筆)

TM NETWORK 「Self Control」(アルバム紹介・2006年執筆)

TMN 「COLOSSEUM I・II」(アルバム紹介・2006年執筆)

TMN 「BLACK」「RED」「BLUE」(アルバム紹介・2006年執筆)

TM NETWORK 「Welcome to the FANKS !」(アルバム紹介・2006年執筆)

TM NETWORK tribute LIVE -UTSU & KINE'S SELECTION FROM TM SONGS-(セットリスト紹介)

TM NETWORK DOUBLE-DECADE “NETWORK” in YOKOHAMA ARENA & HALL TOUR(セットリスト紹介)

TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 1日目(2012年・ライブレポ)

TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA FINAL(2015年・ライブレポ)

TM NETWORK 30th FINAL CONCERT 3/22(2015年・ライブレポ)

Self Control
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


TMN COLOSSEUM I・II
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-09-24


Naoto Kine Presents TMN blue
TMN
エピックレコードジャパン
1994-06-22







TIMEMACHINE

ブログネタ
TM NETWORK (30th Ver.) に参加中!
TM NETWORK 「TIMEMACHINE」は、小室哲哉作詞、木根尚登作曲による、TM NETWORK 初期に作られたバラードである。
SF要素の濃いラブソングは、ライブでは演奏されたものの、レコード・CD音源やビデオ映像としてはリリースされていなかった、という曲である。
(ちなみにラジオでの演奏実績がある。)

この曲が脚光を浴びるきっかけは、1994年 TMN 終了コンサート「TMN 4001 DAYS GROOVE」の2日目、TMN が最後に演奏する曲として選ばれたことだった。
このことで、ラストシングル「Night of The Knife」、ラストシングルの幻のカップリング「Another Meeting」と共に、TMN 終了を象徴する曲となった。
そしてこのライブ音源によって、はじめてCD音源化することになる。

TM NETWORK 再始動後初のツアー「Major Turn-Round」(2000-2001年)では、アンコール最後の曲に「TIMEMACHINE」が演奏された。
またデビュー20周年記念ファンセレクションアルバム「Welcome to the FANKS !」にも、ファン選曲の1曲として選ばれている。

ちなみに TM NETWORK 活動休止中に、木根尚登がライブでセルフカバーしている。

2012年、「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period -」2日目のラストに、「TIMEMACHINE」が演奏された。

TMN final live LAST GROOVE 5.19
TMN
エピックレコードジャパン
1994-08-11


Welcome to the FANKS!
TM NETWORK
エピックレコードジャパン
2004-12-22

ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)

ブログネタ
TM NETWORK (30th Ver.) に参加中!
TM NETWORK 「ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)」は独特の存在感を放つ曲である。

1985年のミニアルバム「TWINKLE NIGHT」に収録されたこの曲は、TM NETWORK デビュー直後からライブの最後に歌われる、プログレ色の強いバラードであった。
当初の「TM =多摩」から「TM = TIME MACHINE」と意味を転じた彼ららしい、SFチックなラブソングかつメッセージソングとなった「ELECTRIC PROPHET」は、小室哲哉と木根尚登の共作である。
この曲のファンの支持は根強く、2004年のファンセレクションベスト「Welcome to The FANKS!」では1位を獲得している。

TM NETWORK のライブをエンディングを飾る役割は、1987年、初の日本武道館ライブ「TM NETWORK FANKS CRY-MAX」でいったん終了するが、1991年〜1992年「EXPO」ツアーのアンコールで時折演奏され、1994年の TMN 終了ライブ「4001 DAYS GROOVE」の初日(5/18)の本編エンディングで、「当日のテーマ(1984−1987)にふさわしい」ことや、ファンの人気の根強い曲であったことから、当初予定していた TMN 終了記念シングル「Night of The Knife」に代わり、この曲が演奏された。

再始動後は、最初のツアーツアー「Major Turn Roound」(2000〜2001年)はテーマが「プログレ」だったこともあってか、セットリストに加えられられた。
そして2012年「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」では最後の部分が演奏された。
2015年、TM NETWORK 30周年を締めくくる「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA」「TM NETWORK 30th FINAL」では、メンバーがステージを去るときのBGMとして、ライブの最後にインストゥルメンタルが流された。

TWINKLE NIGHT
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


TMN final live LAST GROOVE 5.18
TMN
エピックレコードジャパン
1994-08-11


Welcome to the FANKS!
TM NETWORK
エピックレコードジャパン
2004-12-22

TM NETWORK (TMN)「We love the EARTH」の物語

ブログネタ
TM NETWORK (30th Ver.) に参加中!
TM NETWORK が TMN と名乗っていた1991年、「We love the EARTH」は「Love Train」との両A面シングルとしてリリースされた曲である。カメリアダイアモンドCMソングに起用されている。
前作「RHYTHM RED」のハードロック路線とは一転、ハウスサウンドを取り入れつつ TM NETWORK 時代楽曲を彷彿とさせるサウンドとなった。
そのサウンドに乗せられたのは、恋人達のラブソングと「地球を愛すること」を重ね合わせた歌詞となっている。

同時期に小室哲哉は「Think of Earth」というメッセージソングを書き、後に「We love the EARTH」「Love Train」と共にアルバム「EXPO」に収録される。
これはイラクのクエート侵攻から湾岸戦争という、1990年から1991年の時代背景が曲作りに色濃く反映されていると思われる。
「We love the EARTH」ということで、戦争によって地球が破壊されることへの警鐘を鳴らしていたのであろう。

その「EXPO」では、「We love the EARTH」はハウス色をより濃くした「Ooh,Ah,Ah,Mix」として収録された。

シングル曲ではあったが、テレビ出演では「Love Train」が多く演奏されていた。
更に「We love the EARTH」はツアー「EXPO」ではホール公演で演奏されたものの、ツアー終盤のアリーナ公演ではセットリストから外される、という最新アルバム収録のシングル曲としては扱いが悪かった。
その後、リミックスアルバム「CLASSIX」やベストアルバム「TMN RED」に収録され、1994年の TMN 終了コンサート「TMN 4001 DAYS GROOVE」でも演奏されたが、1996年のシングル集「TIME CAPSULE」には収録されず、1999年の再始動後も演奏される機会がなかった。

「We love the EARTH」が久しぶりに演奏されたのは、2004年「TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL "NETWORK" in NIPPON BUDOKAN」のことであった。
同年にリリースされたファン(FANKS)投票を基にしたベストアルバム「Welcome to the FANKS!」に3曲目(3位)で収録された。
これは、この曲がファンの間で根強い人気を持つことを示していた。
この人気を反映してか、2007年のライブ「REMASTER」でも演奏されている。

2012年のライブ「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」では、「We love the EARTH」は2日目に演奏されている。
これは、2012年から2015年にかけての TM NETWORK のライブで綴られた「TM NETWORK の3人は地球調査の潜伏者である」という物語と、「We love the EARTH」のメッセージソング性がリンクしたためだと思われる。
2015年、「TM NETWORK QUITE 30 HUGE DATA」「TM NETWORK 30th FINAL」でも「We love the EARTH」は演奏されている。

EXPO
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-05-21


TMN CLASSIX 1・2
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-09-24


Takashi Utsunomiya Presents TMN red
TMN
エピックレコードジャパン
1994-06-22


Welcome to the FANKS!
TM NETWORK
エピックレコードジャパン
2004-12-22

TM NETWORK と共に変化した「GET WILD」

ブログネタ
TM NETWORK (30th Ver.) に参加中!
TM NETWORK はレコード・CDのアレンジとライブのアレンジが異なることが多い、という特色を持つ。
発売されたばかりのアルバムに連動したツアーでも、レコード・CD音源とは異なるアレンジで演奏されることが多い。

それは彼らの代表曲「GET WILD」でも同じである。
むしろ代表曲である「GET WILD」のアレンジを変えることで、その時点で TM NETWORK が目指すサウンドを表現しているともいえる。

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「GET WILD」のオリジナルがリリースされたのは1987年。アニメ「シティーハンター」エンディングテーマとして書き下ろされた。
作詞・小室みつ子、作曲編曲・小室哲哉というコンビは、前作「SELF CONTROL」を経て、「GET WILD」で TM NETWORK ヒットを生み出す強固な組み合わせとなった。
その年、TM NETWORK 初となった日本武道館ライブでの演奏は、レコード・CDのものとは違ったアレンジとなっていた。

2年後の1989年には、海外のエンジニアによってユーロビートサウンドにリプロダクト(リミックス)された「GET WILD '89」がシングルとしてリリースされ、アルバム「DERSS」に収録される。
また1990年から1991年のツアー「RHYTHM RED TMN TOUR」ではハードロックアレンジの「GET WILD」が披露されている。
1993年、小室哲哉によるリプロダクトアルバム「TMN CLASSIX」には、「GET WILD '89」を更にリミックスした「Get Wild (techno overdub mix)」が収録される。
1994年の終了ライブ「TMN 4001 DAYS GROOVE」では、「GET WILD '89」がセットリストに組み込まれたが、原曲とは一部異なるアレンジとなった。

1999年、TM NETWORK 再始動最初のシングルに選ばれたのが「GET WILD DECADE RUN」である。
この曲は「GET WILD '89」等と違い、クラブでの披露を意識したと思われるテクノサウンドをもとに、小室哲哉によって歌詞が追加された、完全新録曲として生み出された。
但し、このバージョンはライブでは披露されていない。

2000年から2001年のツアー「TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUND」では、プログレッシブ・ロック色の強い本編とは対照的に、アンコールで披露された「GET WILD」はトランスの要素の強いアレンジとなっていた。
なお、2004年に発表されたアルバム「NETWORKTM -Easy Listening-」はトランスサウンドで彩られ、「TAKE IT TO THE LUCKY (金曜日のライオン)」「TIME TO COUNT DOWN」「LOVE TRAIN」といった代表曲のトランスバージョンが収録されたが、「GET WILD」は収録されなかった。

2007年の「TM NETWORK REMASTER」は、テーマが「原曲のアレンジをベースにした演奏」ということもあって、原曲に近い「GET WILD」が演奏された。このアレンジは翌年のツアー「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS」に引き継がれている。

2012年以降は、EDMの要素を織り込んだアレンジとなっている。
2014年、リプロダクトアルバム「DRESS 2」にはEDMアレンジの「GET WILD 2014」が収録され、同年春のツアー「TM NETWORK 30th 1984〜 the beginning of the end」では「DRESS 2」のアレンジを基に演奏された。

同年秋からはじまったツアー「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30」、そして翌2015年のアリーナ公演「TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT 30 HUGE DATA」では、「DRESS 2」のアレンジから更に変化した「GET WILD」が演奏された。
その演奏は「GET WILD 2015」として、「TM NETWORK 30th FINAL」での限定販売シングルを経て、配信されることとなった。

関連記事:

TM NETWORK 「Get Wild 2015」「Just Like Paradise 2015」 4/22配信開始

Gift for Fanks(DVD付)
TM NETWORK
Sony Music Direct
2007-11-21


DRESS
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-11-27


GET WILD DECADE RUN
TM NETWORK
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
1999-07-22


DRESS2
TM NETWORK
avex trax
2014-04-22

TM NETWORK 30周年のテーマの一翼を担った 「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」

ブログネタ
TM NETWORK (30th Ver.) に参加中!
TM NETWORK が1988年3月にシングルとしてリリースした「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を超えて〜」
アニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌として生まれたこの曲は、TM NETWORK の中での「立ち位置」が大きく変遷している。

シングルリリース直後のアリーナツアー「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR」で演奏。
その後、アルバム「CAROL」収録を経て、ツアー「TM NETWORK TOUR '88〜'89 CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」のセットリストに組み込まれるが、ツアー最終盤では演奏されなくなる。
その後のベストアルバムにも収録されるものの、終了ライブ「TMN 4001 DAYS GROOVE」でも演奏されなかった。

彼らがこの曲を久々に演奏したのは、再始動後の2000年のライブ「TM NETWORK Log-on to 21st Century」であった。
そして小室哲哉不在、宇宮隆・木根尚登・浅倉大介・阿部薫・葛城哲哉で演奏されたツアー「TM NETWORK tribute LIVE 2003」での演奏を経て、デビュー20周年のライブ「TM NETWORK DOUBLE-DECADE NETWORK TOUR FINAL in NIPPON BUDOKAN」2日目に、松本孝弘をゲストに迎えてこの曲を演奏している。

このように演奏する頻度が決して高くなかった「BEYOND THE TIME」であるが、バンド色の濃かった2007年「TM NETWORK -REMASTER-」、翌2008年のツアー「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!!」ではセットリストに組み込まれた。

そして2012年。
「震災復興チャリティーイベント ALL THAT LOVE -give & give-」での演奏、1曲目に「BEYOND THE TIME」が選ばれた。
それは震災という事態と、人間の業・性(さが)から乗り越えようとする「BEYOND THE TIME」の内容がリンクしているとメンバーが受け止めた結果であった。

その後、「BEYOND THE TIME」は、2012年「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」、2013年「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」でも演奏された。
それは震災の件に加えて、2012年からのライブで綴られた物語の核「TM NETWORK の3人は任期30年で地球を調査に来た潜伏員」とのリンクがあったからであろう。

デビュー30周年最初のライブとなった2014年「TM NETWORK 30th 1984〜 the beginning of the end」でも、他の曲がEDMの装いをまとう中、「BEYOND THE TIME」はオリジナルアレンジで演奏された。



関連記事:

TM NETWORK 「Beyond The Time 〜メビウスの宇宙を越えて〜」

TM NETWORK 「CAROL」(アルバム紹介)


TM NETWORK -REMASTER-

(ライブ情報・ライブレポ+α)

TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS !!
(ライブ情報・ライブレポ+α)

TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-
(ライブ情報・ライブレポ+α)

TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-
(ライブ情報・ライブレポ+α)

TM NETWORK 30th 1984〜 the beginning of the end
(ライブ情報・ライブレポ+α)

CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


TMN COLOSSEUM I・II
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2014-09-24


TIME CAPSULE all the singles
TMN
エピックレコードジャパン
1996-12-12


TM NETWORK -REMASTER- at NIPPON BUDOKAN 2007 [DVD]
TM NETWORK
よしもとアール・アンド・シー
2008-04-02







TM NETWORK Reproduct Songs

ブログネタ
TM NETWORK (30th Ver.) に参加中!
DRESS
TM NETWORK



TM NETWORK が最初にリプロダクト作品をリリースしたのは、1989年リリースのシングル「COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)」「KISS YOU (KISS JAPAN)」「GET WILD '89」、アルバム「DERSS」
である。

これらの作品は、海外の有名プロデューサーに TM NETWORK の楽曲のマスターテープを渡し、ボーカルトラックは必ずオリジナルを用いることを条件に大胆なアレンジを依頼した、これまで日本で行われたリミックスの概念を超えたものであった。
このため、従来のリミックスと区別するため、このリミックス作品を「リプロダクション」と呼んだ。

元々、ツアー「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」がロングツアーとなり、その間新曲を製作できなくなることの代替案として企画された。
その結果、 TM NETWORK 楽曲が欧米のダンスミュージック・サウンドとの融合を果たすことになり、その後の TM NETWORK ・小室哲哉に少なからぬ影響を残す作品となった。

シングル収録・アルバム未収録作品「TIME (PASSED SO SLOWLY)」「FOOL ON THE PLANET(WHERE ARE YOU NOW)」も含めたアルバムが2013年にリリースされている。
なお発表された以外にも、未発表トラックが結構な数存在するという。






1993年にリリースされた「TMN CLASSIX 1」「TMN CLASSIX 2」は、TMN(TM NETWORK)2作目のリプロダクトアルバムだが、今回は小室哲哉によってリプロダクトが行われた。
その際、リプロダクトを試みたものの、原曲のトラックの方がよいと判断された作品達も存在した。
サブタイトルに「〜mix」とつく楽曲はリプロダクトを施したトラック、「〜version」とつく楽曲は原曲準拠のトラック、というかたちで、この違いは明示された。
注目されるのは「Get Wild (techno overdub mix)」、リプロダクト作品「Get Wild' 89」のトラックを再度リプロダクトするという試みがなされた。

GET WILD DECADE RUN
TM NETWORK
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
1999-07-22



1994年の終了を経て、1999年に再始動した TM NETWORK。
その第一弾シングルが「GET WILD DECADE RUN」である。
完全新録作品であるが、歌詞が小室哲哉によって加筆(原曲は作詞・小室みつ子)され、メロディーのキーを1オクターブ下げるなど、オリジナルの「GET WILD」とも、「Get Wild' 89」とも全く違うアレンジとなった。
その大胆な手法は、過去のリプロダクト作品に通じるものがある。

NETWORK -Easy Listening-
TM NETWORK
コロムビアミュージックエンタテインメント
2004-03-24



TM NETWORK 20周年となる2004年にリリースされた「NETWORK -Easy Listening-」では、「TAKE IT TO THE LUCKY (金曜日のライオン)」「LOVE TRAIN -EXTENDED MIX-」が新録作品として、「TIME TO COUNT DOWN -LABO MIX-」がリミックス作品として収録される。
いずれの作品も、他に収録された新曲達と同じ、トランスアレンジの楽曲に一新された。

TM NETWORK 30th FROM 1984 特設サイト
http://tm30th.jp/


関連記事:

TM NETWORK ニューシングル「LOUD (仮)」セルフリプロダクトアルバム「Information Discovery Report (仮)」 4/22 発売

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TM NETWORK 「DRESS」

TMN「CLASSIX 1・2」

TM NETWORK 「NETWORK -Easy Listening-」

(以上 アルバム紹介)

TM NETWORK
avex trax
2014-04-22


TM NETWORK
avex trax
2014-04-22


TM NETWORK
avex trax
2014-04-22

TM NETWORK と北海道

ブログネタ
TM NETWORK (Ver.3.0) に参加中!
1984年4月にシングル「金曜日のライオン」アルバム「RAINBOW RAINBOW」でデビューした TM NETWORK。
その年の7月、アルバムのシングルカットとして「1974(16光年の訪問者)」がリリースされる。

小室哲哉によって作られたこの曲のオリジナルは、デビュー前の TM NETWORK がレコード会社などに送ったデモテープに収録されていた。
そして優勝したフレッシュサウンドコンテストでも、この原曲を歌っている。
ちなみにアルバム収録に際し、歌詞は小室みつ子(当時のペンネーム・西門加里)によって一新されている。

その「1974」は、北海道地区でヒットを飛ばす。
このヒットをきっかけに、札幌のテレビ局のローカル番組に呼ばれたり、特別番組が作られたりした、
そして12月のライブ「Electric Prophet」は、東京と札幌で開催された。

その後も1985年のファーストツアー「Dragon The Festival featuring TM NETWORK」から、2008年のツアー「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS !!」まで、「Kiss Japan」ツアーの追加公演的な存在である「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR」を除き、北海道で必ず公演が開催されていた。

ツアー中にシングル「GET WILDがリリースされた、3回目のツアー「TM NETWORK TOUR'87 FANKS! BANG THE GONG」
そのツアーの28公演中3公演が北海道公演(函館・札幌・旭川)であったことは、彼らがいかに北海道で人気を博していたか、という証明になろう。

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2007年のシングル「WELCOME BACK 2」のカップリング曲であり、同年リリースのアルバム「SPEEDWAY」に収録された木根尚登作品「N43」
タイトル「N43」は、札幌の緯度であると共に、札幌に実在するお店の名前でもある。
この曲はデビュー当時の思い出を元に、小室の助言を元に書かれたという。
ちなみに「N43」は木根尚登によってセルフカバーされている(「キネバラ」収録)。

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今年(2014年)、6年ぶりのツアー「TM NETWORK 30th FROM 1984 Season 1 LIVE TOUR "the beginning of the end"」が開催される。
だが、このツアーは現時点で北海道公演は予定されていない。

関連記事:

TM NETWORK 「1974」

TM NETWORK 「N43」
(以上 楽曲紹介)

TM NETWORK 「RAINBOW RAINBOW」

TM NETWORK 「SPEEDWAY」

木根尚登20周年記念ベスト TM楽曲集「キネバラ」
(以上 紹介楽曲の収録アルバム)

RAINBOW RAINBOW
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


VISION FESTIVAL~journy to saga~ [DVD]
TM NETWORK
エピックレコードジャパン
2005-03-09


SPEEDWAY
TM NETWORK
よしもとアール・アンド・シー
2007-12-05

木根尚登20周年記念ベスト TM楽曲集 キネバラ
木根尚登
よしもとアール・アンド・シー
2012-04-18

組曲 CAROL

ブログネタ
TM NETWORK (Ver.3.0) に参加中!
1988.8
東京ドームライブ「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO Produced by TM NETWORK」にて原曲「Carol' s Theme」披露

1988.12
アルバム「CAROL ~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~」に組曲「CAROL」収録。


1988.12〜1989.8
「TM NETWORK CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜 TOUR 1988-1989」にて組曲「CAROL」演奏。

1989.8
「TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89」にて組曲「CAROL」演奏。

1992.8
ライブベストアルバム「TMN COLOSSEUM I」に組曲「CAROL」演奏。

1994.5
東京ドーム「TMN 4001 DAYS GROOVE」2日目にて組曲「CAROL」演奏。

1994.8
ライブビデオ「TMN final live LAST GROOVE 5.19」に収録。

1996.1
幕張メッセ「Oracle Open World 1996」にて、小室哲哉のユニット「tk-trap」が組曲「CAROL」を演奏。

1996.5
tk-trap ライブアルバム「tk-trap」に組曲「CAROL」収録。

2004.4
TM NETWORK ライブ DVD 「CAROL the LIVE」に組曲「CAROL」収録。

2013.7
さいたまスーパーアリーナ「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」で組曲「CAROL」演奏。

2013.12
ライブ DVD / Blu-ray 「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」に組曲「CAROL」収録。

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組曲「CAROL」は、1988年の TM NETWORK のアルバム「CAROL ~A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991~」に収録された以下の曲の総称である。

A Day In The Girl's Life (永遠の一瞬) / Carol (Carol's Theme I) / Chase In Labyrinth (闇のラビリンス) / Gia Corm Fillippo Dia (Devil's Carnival) / In The Forest (君の声が聞こえる) / Carol (Carol's Theme II) / Just One Victory (たったひとつの勝利)

「1991年5月、イギリス・バースに住む普通の少女キャロル・ミューが異世界に迷い込み、そこで出会ったフラッシュ、ティコ・ブラーニ、マクスウェルと共に、音楽を盗もうとする魔王・ジャイガンティカと戦う」という、木根尚登が小説化するファンタジーストーリーを元にした作品で、デビュー時からSF志向の強かった TM NETWORK の世界観を体現した楽曲とも言える。
サウンド面は、シンセサイザーを多用しつつも、プログレッシブ・ロック色が強く押し出されている。

アルバムと連動した「CAROL」ツアーでは、CD 未収録のインスト曲「Gigantica」「Final Fighting」を含めて演奏された。
この演奏は、ライブベストアルバム「TMN COLOSSEUM I」、ライブ DVD 「CAROL the LIVE」に収録されている。

また1994年の TMN 終了コンサート「TMN 4001 DAYS GROOVE」2日目にも、組曲「CAROL」が演奏され手いる。

TM NETWORK ・ TMN 活動休止中の1996年二は、小室哲哉率いる tk-trap が組曲「CAROL」を英語詞にして演奏している。

1999年の TM NETWORK 再始動後は、「CAROL」のインストバージョンが小室哲哉のソロコーナーで披露されたり、「Just One Victory」が時にアレンジを変えて演奏されたりした。
2003年のアルバム「キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round」には、「CAROL(Unreleased Piano Version)」が収録された。

だが組曲「CAROL」として演奏されたのは、2013年「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」まで待つことになる。


関連記事:

TM NETWORK 「組曲 CAROL」
(楽曲紹介)

TM NETWORK 「CAROL」

TMN「COLOSSEUM I・II」

TM NETWORK 「キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round」
(以上 アルバム紹介)

TM NETWORK Live Set List Since 1999
(1999〜2007年のライブセットリスト集)

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TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 2日目

「TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-」 2日目

CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE
TM NETWORK
ソニー・ミュージックダイレクト
2013-02-20


CAROL the LIVE [DVD]
TM NETWORK
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2004-04-21


COLOSSEUM I
TMN
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1996-06-17


final live LAST GROOVE 5.19 [DVD]
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エピックレコードジャパン
2003-12-17



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